...小仏や甲斐の諸山は...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...おれも辛抱してついてきた甲斐がある...
豊島与志雄 「南さんの恋人」
...男とうまれた甲斐(かい)がないと...
新美南吉 「おじいさんのランプ」
...この私も生甲斐(いきがい)があるように思った」「有難う清作さん...
野村胡堂 「天保の飛行術」
...またその下に衣斐某という代官もあったらしい...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...私は美しき芸術を味わいよき書物に接したときほど生甲斐を感じたことがない...
三木清 「語られざる哲学」
...「甲斐もやはり大学を叱るか」甲斐は黙っていた...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...兎もいる」「熊の仔もか」「熊の仔もだ」と甲斐は頷いた...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...甲斐はまったく平静に...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...甲斐と寝屋を共にしたので...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...甲斐の命を救ったというのは...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...甲斐は持って来た証書をそこへ置き...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...なにも云うな」と甲斐は首を振って遮(さえぎ)った...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...甲斐は駕籠の戸を閉めながら...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...甲斐は静かに飲んでいた...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...甲斐は膝ですり寄って...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...朝食を終った甲斐が...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...それだけはいまから断わっておく」甲斐の眼に突然...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
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