...生き甲斐のあるものになるであろうという事によく気がついたのです...
伊藤野枝 「成長が生んだ私の恋愛破綻」
...甲斐ノ人也――」そこで案(つくえ)を一つ打って...
中里介山 「大菩薩峠」
...たのみ甲斐(がい)もない...
中里介山 「大菩薩峠」
...石が倒れて見る甲斐(かい)なきようになっておるまいか...
新渡戸稲造 「自警録」
...こわいことだと山国の甲斐にあることを感じたのである...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...*私は彼が甲斐々々しく引きあげて行つた容子を快く思ひ出しながら読書に耽り...
牧野信一 「老猾抄」
...岐阜県揖斐(いび)郡谷汲村)この県には今一つ...
柳田國男 「日本の伝説」
...(甲斐(かい)国誌...
柳田國男 「日本の伝説」
...「泣くなら奥で泣いてくれ」と甲斐が云った...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...甲斐は左の肱(ひじ)で半身を支え...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...話したことさえあると思う」甲斐は微笑しただけであった...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...取次の者が先に立ち、次に甲斐、うしろに成瀬久馬が続いた...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...甲斐は微笑したまま続けた...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...甲斐はゆくと答えさせた...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...甲斐は読み終るなり...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...甲斐は自分の気持をふり返ってみて...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...甲斐のほうを見て...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...腑甲斐(ふがい)なし...
吉川英治 「剣難女難」
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