...日本語の会話体と文語体の違いを学ぶと、より自然な日本語を話せるようになる...   
...文語体で書かれた歴史書や文学作品を読む際には、文語法の知識が必要となる場合がある...   
...かう云ふ文語体の感想を必(かならず)心に繰返した...   
芥川龍之介  「槍ヶ嶽紀行」 
...いつか何度も口のうちに「かくあるべしと思いしが」と云う文語体の言葉を繰り返していた...   
芥川龍之介  「夢」 
...そうすると「けり」という文語体の切字は極めて卑近な「でした」という口語体の助辞ということにすぎないのであります...   
高浜虚子  「俳句とはどんなものか」 
...文語体にしても漢文体か擬古文体か...   
戸坂潤  「思想としての文学」 
...全部有明(ありあけ)調の文語体で翻訳したが(解説二...   
オマル・ハイヤーム 'Umar Khaiyam 小川亮作訳 「ルバイヤート」 
...この草稿といふのはそれは併し文語体を以てした抄訳であつた...   
平野萬里  「晶子鑑賞」 
...これらの素地から生れ出ても一歩文語体の習慣を捨てた...   
水野葉舟  「言文一致」 
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山之口貘  「鮪に鰯」 
...季節に変化のないことは文語体のように経済的なことだと今さら思う...   
横光利一  「欧洲紀行」 
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