例文・使い方一覧でみる「文者」の意味
スポンサーリンク...有名なる文者（ぶんしゃ）石嶺（いしみね）の筆で書れて今日まで遺っている... 
伊波普猷 「ユタの歴史的研究」
...すなわち賃餅注文者の大部分は...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...この撰文者たる景淨（Adam）の名さへも...
イー、エー、ゴルドン 高楠順次郎訳 「弘法大師と景教との關係」
...注文者がもし素人（しろうと）の数寄者（すきしゃ）とでもいうのであれば...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...そうして忙しい蜜蜂はおそらくそういう注文者を笑ったりそしったりする暇すらないであろうと思われる...
寺田寅彦 「藤棚の陰から」
...されば章學誠が文史通義に、商瞿受易於夫子、其後五傳而至田何、施孟梁邱、皆田何之弟子也、然自田何而上、未嘗有書、則三家之易、著於藝文者、皆悉本於田何以上口耳之學也、といつてあるのも、商瞿以來の傳授が信ぜられぬことの外、即ち田何が始めて竹帛に著はしたといふことは、恐らく事實とするを得べく、少くとも其時までは易の内容にも變化の起り得ることが容易なものと考へられるのである...
内藤湖南 「易疑」
...数分間で注文者の手もとに空気伝送管を通して送られる状態をめざしているのである...
中井正一 「美学入門」
...その注文者のうちにはこんな汚ない不細工の印刷では売り物になるものかといって小言をいって来た人もあったが...
中里介山 「生前身後の事」
...その注文者の立場は余によくわかっておる...
夏目漱石 「作物の批評」
...さる貴人の注文に依つて小生が（と彼は画家であつたが彫刻家に変じて――）作成したのであるが洋行中の注文者が帰朝すれば千金に価するのだからと弁じて...
牧野信一 「凩日記」
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