...公用文箱にいれて鍵をかけてあります...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「予謀殺人」
...こっそり机の抽出(ひきだし)やら文箱(ふばこ)やらをさがした...
田山花袋 「蒲団」
...此處の文箱にあつたのか...
田山花袋 「道綱の母」
...兼家からの使のものが文箱をとゞけて來た...
田山花袋 「道綱の母」
...一番最後によこしたといふ手紙などを蒔繪の文箱の底から出して見せた...
田山花袋 「道綱の母」
...お絹は葛籠(つづら)をあけて証文箱を取り出しました...
中里介山 「大菩薩峠」
...「何だ」半之丞は御墨附を入れた大事の文箱を...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...文箱の泥を丁寧に拭き取り...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...御墨付を文箱(ふばこ)に納めて持ち帰らせましたが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...文箱を捧げ加減に...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「何だ」半之丞は御墨付を入れた大事の文箱を...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...自分は御墨付の入った文箱を後生大事に...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...しばらく文箱を隣室に置きっ放しにしたことなどがはっきり思い出されます...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...田舎(いなか)へ帰すことになっていますぜ」「なるほど」「文箱をちょっとの間見張っていたのは...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...音羽屋アと言いたかったよ」「お前が文箱を捧げて出た足取りもよかったよ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...わしが行って探してやる」金唐革(きんからかわ)の文箱(ふばこ)に...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...大きい文箱(ふばこ)を持つた太政官(だじやうくわん)の使が頻(しきり)に往反(わうへん)するばかりである...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
...文箱の中をもういっぺん覗(のぞ)いてみたりしたが...
吉川英治 「宮本武蔵」
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