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佐野昌一 「虫喰ひ算大會」
...多數(たすう)の圓石(まるいし)を發見(はつけん)した...
江見水蔭 「探檢實記 地中の秘密」
...プロレタリヤはその數を増加したばかりでなく...
堺利彦訳 幸徳秋水訳 「共産黨宣言」
...初は、何の病ともみとめかねたるに、數日の後、膓窒扶斯なりとの診斷をきゝて、おどろきて、本郷なる大學病院に移して、また、晝に夜にゆきかよひて病をみ、病のひまをうかゞひては、歸へりて訂の業に就けども、心はこゝにあらず、洋醫「ベルツ」氏も心をつくされけれど、遂に十二月廿一日に三十歳にてはかなくなりぬ...
大槻文彦 「ことばのうみのおくがき」
...戸數四五百、三四町の間に層々鱗次し、伊香保神社に至りて盡く...
大町桂月 「冬の榛名山」
...其實此女郎といふのは京都の六條の數珠屋の娘で...
高濱虚子 「俳諧師」
...夜毎の月も數へ盡して...
高山樗牛 「瀧口入道」
...北海道に石器時代人民の居りしは今より數百年前の事なるべけれど...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...かへつて過ぐる日の數々の誇張的な懷疑は...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...少數の人々を除けば...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...『御褒美人數之多少に依らず』白銀三十枚づつ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...――多賀屋さんには數々のお世話になつて居るので...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...そしてその少女(しようじよ)の頸(くび)には小(ちひ)さい石(いし)の玉(たま)を珠數(じゆず)にして飾(かざ)つてありました...
濱田青陵 「博物館」
...其直轄の學校は誠に僅々にして生徒の數は數百に過ぎず...
福沢諭吉 「帝室論」
...數滴の水が殘つてゐる)――かういふ今まではこんなものの中に美があるとは思ひもしなかつたやうな...
堀辰雄 「プルウスト雜記」
...併し其善き歌と申すも指折りて數へる程の事に有之候...
正岡子規 「歌よみに與ふる書」
...いや歌の數よりも...
吉川英治 「折々の記」
...僅に數段を登るか登らぬに早やすぐ路の傍へから啼き立つた雉子の聲に心をときめかせられた...
若山牧水 「鳳來寺紀行」
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