例文・使い方一覧でみる「敷衍」の意味


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...彼女は話を敷衍して、結局何を言いたかったのかわからなくなった...   彼女は話を敷衍して、結局何を言いたかったのかわからなくなったの読み方

...敷衍な解説では理解できなかったので、もう一度聞き直した...   敷衍な解説では理解できなかったので、もう一度聞き直したの読み方

...この論文は敷衍な論理展開をしており、読んでいて疲れる...   この論文は敷衍な論理展開をしており、読んでいて疲れるの読み方

...彼は敷衍な人柄で、細かいところまで気を遣ってくれる...   彼は敷衍な人柄で、細かいところまで気を遣ってくれるの読み方

...その作家は非常に敷衍な描写で物語を進めるのが得意だ...   その作家は非常に敷衍な描写で物語を進めるのが得意だの読み方

...この考えは後にまた幾分敷衍された形でバーネット(Burnet)が説述した(一六八一年)ものである...   この考えは後にまた幾分敷衍された形でバーネットが説述したものであるの読み方
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」

...この説(せつ)を敷衍(ふえん)して日本美術史(にほんびじゆつし)の劈頭(へきとう)にこれを高唱(かうしやう)したものであるが今日(こんにち)においても...   この説を敷衍して日本美術史の劈頭にこれを高唱したものであるが今日においてもの読み方
伊東忠太 「日本建築の發達と地震」

...それを敷衍(ふえん)しつつ筆をすすめた...   それを敷衍しつつ筆をすすめたの読み方
太宰治 「猿面冠者」

...モスコフスキーはこれを敷衍(ふえん)して「婦人は微分学を創成する事は出来なかったが...   モスコフスキーはこれを敷衍して「婦人は微分学を創成する事は出来なかったがの読み方
寺田寅彦 「アインシュタインの教育観」

...今ここに敷衍(ふえん)すべき余地もないのであるが...   今ここに敷衍すべき余地もないのであるがの読み方
寺田寅彦 「俳諧の本質的概論」

...彼の考えを敷衍(ふえん)して言えば...   彼の考えを敷衍して言えばの読み方
寺田寅彦 「ルクレチウスと科学」

...その「俳諧」の中に含まれた「さび」や「しおり」を白日の明るみに引きずり出してすみからすみまで注釈し敷衍(ふえん)することは曲斎的なるドイツ人の仕事であったのである...   その「俳諧」の中に含まれた「さび」や「しおり」を白日の明るみに引きずり出してすみからすみまで注釈し敷衍することは曲斎的なるドイツ人の仕事であったのであるの読み方
寺田寅彦 「連句雑俎」

...ところがある心理学者の説を敷衍(ふえん)して考えるとそういう作用が起こるので始めて「笑い」が成立する...   ところがある心理学者の説を敷衍して考えるとそういう作用が起こるので始めて「笑い」が成立するの読み方
寺田寅彦 「笑い」

...「印刷文明史」は福地の説「他人の罪を救はんとて無實の罪を身に引受け云々」を敷衍して「――然るに氏の實兄であつた品川梅次郎なるものは...   「印刷文明史」は福地の説「他人の罪を救はんとて無實の罪を身に引受け云々」を敷衍して「――然るに氏の實兄であつた品川梅次郎なるものはの読み方
徳永直 「光をかかぐる人々」

...彼等に敷衍(ふえん)させて遣るのだね...   彼等に敷衍させて遣るのだねの読み方
ドストエウスキー Fyodor Mikhailovich Dostoevski 森林太郎訳 「鰐」

...も少し敷衍すれば...   も少し敷衍すればの読み方
豊島与志雄 「性格批判の問題」

...今はある何かの観念を過度に敷衍(ふえん)すべき折りではない...   今はある何かの観念を過度に敷衍すべき折りではないの読み方
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」

...各其學派の學説の敷衍として視られたものである...   各其學派の學説の敷衍として視られたものであるの読み方
内藤湖南 「尚書稽疑」

...どこをどっちへ敷衍するか分らない...   どこをどっちへ敷衍するか分らないの読み方
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」

...帰る所へも帰れないかも知れないと云うすこぶる心細い敷衍法を用います...   帰る所へも帰れないかも知れないと云うすこぶる心細い敷衍法を用いますの読み方
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」

...持込が容易でない事と意識水準の低いために敷衍性のある啓蒙的作品が讀物の色どり...   持込が容易でない事と意識水準の低いために敷衍性のある啓蒙的作品が讀物の色どりの読み方
槇本楠郎 「プロレタリア童謠の活用に關する覺書」

...カントが発狂の階梯だと恐れた夢を自身に検究する事に再び着目したるは、新約克のジユリウス、ネルソンJulius Nelson です、既に記録した夢の数は四千あつて、短いのは一語で写され、長いのには百語を費す、ネルソンは夢を区別して晩夢、夜夢、朝夢の三としたり、晩夢は疲労の日に継ぐもので、大抵日業の継続から悲壮的(トラーギシユ)の結末を示し――昼間氷の戯をなし夕にもこれを夢み遂に僵る――醒める時には筋肉の劇動をし又は叫喚す、夜夢は日間神経の刺衝興奮に継ぐ――火災の後に烟火の昇るを、点竄をなす後に難符号の出るを、聴楽の後に音響を夢みる――飲酒はこれを促す、朝夢は安眠の間に貧血になつて居たのが充血するの結果、その充血の少ない時には後で僅に夢を見たと思ふのみ、充血が多ければこれを記憶す、凡そ夢の中で面白いのは朝夢で平生忘れて仕舞た瑣末な事が思ひも掛けず浮き出し様々に変化せられ、敷衍せられ、走馬燈の如く、劇部の場面の如く、時間も空間も放縦自在となり、頃刻の間に数十年の事を瞥見するは独り邯鄲の枕に依る計りではなし、次にネルソンは夢記の単複で夢の劇易を測り、これを弧に作つて見たに二十八日毎に弧線が跳上する、二十八日は即ち太陰暦の月に当る、然し真の月輪満虧には関係せずネルソンは是れを以てハムモンドHammondの曾て信じた「男子月経」 Katamenia masculinaの明証と云へり...   カントが発狂の階梯だと恐れた夢を自身に検究する事に再び着目したるは、新約克のジユリウス、ネルソンJulius Nelson です、既に記録した夢の数は四千あつて、短いのは一語で写され、長いのには百語を費す、ネルソンは夢を区別して晩夢、夜夢、朝夢の三としたり、晩夢は疲労の日に継ぐもので、大抵日業の継続から悲壮的の結末を示し――昼間氷の戯をなし夕にもこれを夢み遂に僵る――醒める時には筋肉の劇動をし又は叫喚す、夜夢は日間神経の刺衝興奮に継ぐ――火災の後に烟火の昇るを、点竄をなす後に難符号の出るを、聴楽の後に音響を夢みる――飲酒はこれを促す、朝夢は安眠の間に貧血になつて居たのが充血するの結果、その充血の少ない時には後で僅に夢を見たと思ふのみ、充血が多ければこれを記憶す、凡そ夢の中で面白いのは朝夢で平生忘れて仕舞た瑣末な事が思ひも掛けず浮き出し様々に変化せられ、敷衍せられ、走馬燈の如く、劇部の場面の如く、時間も空間も放縦自在となり、頃刻の間に数十年の事を瞥見するは独り邯鄲の枕に依る計りではなし、次にネルソンは夢記の単複で夢の劇易を測り、これを弧に作つて見たに二十八日毎に弧線が跳上する、二十八日は即ち太陰暦の月に当る、然し真の月輪満虧には関係せずネルソンは是れを以てハムモンドHammondの曾て信じた「男子月経」 Katamenia masculinaの明証と云へりの読み方
森鴎外 「夢」

...少しは傍から注解し敷衍(ふえん)する者がおらぬと...   少しは傍から注解し敷衍する者がおらぬとの読み方
柳田国男 「雪国の春」

「敷衍」の読みかた

「敷衍」の書き方・書き順

いろんなフォントで「敷衍」

「敷衍」の英語の意味


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思い知らせてやる   連行   水管  

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