...数等が揃っていないと、計算が上手くいかないよね...
...数等について調べている最中なんだけど、何か知っていることある?...
...「数等」という言葉が分からないんだけど、説明してくれる?...
...数等が苦手だけど、もうちょっと頑張って勉強したいと思っている...
...塾に通って、数等の成績を上げようと頑張っているよ...
...数等の洗練を受けてゐたのである...
芥川龍之介 「芭蕉雑記」
...のみならず数等完成しないものである...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...活動写真の豪傑さへ数等超人の面影を具へてゐると云はなければならぬ...
芥川龍之介 「僻見」
...数等僕には気味の悪い印象を与へた覚えがある...
芥川龍之介 「野人生計事」
...数等卓越した政治家なんです...
海野十三 「十八時の音楽浴」
...われら人類よりも数等数十等高級な生物が棲息しているだろうことが容易に想像されるのだ...
海野十三 「地球発狂事件」
...「有名な巴里のパンも中村屋のパンに劣ること数等だ」とうっかり同行の人々の前で口を辷らしたので...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...数等(すうとう)すぐれた家柄であつた...
田山花袋 「朝」
...こういう意味では音楽自身よりもこうした音楽映画は数等複雑多様なディメンションをもった芸術であると思われる...
寺田寅彦 「映画雑感(5[#「5」はローマ数字、1-13-25])」
...また後の文士直木三十五と称するこれは素質から云っても程度から云っても須磨子や沢正に下ること数等のものだが...
中里介山 「生前身後の事」
...しかも知行高(ちぎょうだか)も格式も以前は我々に劣(おと)ること数等...
中里介山 「大菩薩峠」
...それよりも数等恐ろしい恥辱が追立てるのだから死をおそれる気持は全然なかった...
中島敦 「李陵」
...俺だつて、これくらゐの恰好をつけれあ、まんざらの男前でもないではないか、少くとも、あんな安物仕立の勉助輩よりは、数等立派であり、仲々分別臭くも見えるではないか、あんな奴等に馬鹿にされ、小突きまはされてグウの音もあがらなかつたなんて、余ツ程あの時は何うかしてゐたといふものだ……...
牧野信一 「茜蜻蛉」
...純七郎の容貌に比べたら彼女の方が数等優つてゐたであらうことは...
牧野信一 「痴想」
...秋色の桜の句抔(など)に比すればこの句の高きこと数等なり)もし絶間といふ語を改めなば今一段の佳句ともなるべし...
正岡子規 「俳諧大要」
...いつでも音(おと)なしい正直な人間か又は数等上手(うわて)を行く明眼達識の士かであります...
夢野久作 「鼻の表現」
...民の刑罰よりもこれを数等厳罰に処した...
吉川英治 「三国志」
...名物の茶入れにも優ること数等の勲章となろう...
吉川英治 「新書太閤記」
便利!手書き漢字入力検索