...宗教だけでなく、学問、医術、伎楽、散楽、美術工芸、みんな寺院を通って消化され、また寺院へ来て学び取ってゆく...
吉川英治 「美しい日本の歴史」
...十二番の散楽(さんがく)を演じることになっている...
吉川英治 「新書太閤記」
...「散楽は、七番に止めておかれては如何でござる」信長が義昭に忠告した...
吉川英治 「新書太閤記」
...散楽(さんがく)を催して...
吉川英治 「新書太閤記」
...笛などの散楽譜(さんがくふ)が...
吉川英治 「平の将門」
...演奏の順序は唐古楽一舞、唐散楽一舞、林邑楽(りんゆうがく)三舞、高麗楽一舞、唐中楽一舞、唐女舞一舞施袴二十人、高麗楽三舞、高麗女楽、――かくしてついに日が暮れる...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...なお鼓笛を用いて散楽をやった...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...日本古来の道化戯である散更(サルカウ)と唐の道化戯である散楽との混和したもので...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...少なくとも仮面は散更や散楽から出たものではない...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...散楽の図なるものには仮面を用いた姿は見えていない...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...この喜劇が散更・散楽等の道化戯・軽業などよりもむしろ伎楽の伝統を引いているだろうということも考えられぬではない...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
便利!手書き漢字入力検索