...すべてドイツ語で教授するので...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...そもそも従来本館にて教授するところの学科は西洋...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...さて夕食を済ませてから時々気が向いた折に佐助を二階の居間へ招いて教授するそれがついには毎日欠かさず教えるようになりどうかすると九時十時に至ってもなお許さず...
谷崎潤一郎 「春琴抄」
...それかあらぬか佐助は十八歳の冬から改めて主人の計らいに依って春松検校の門に這入(はい)ったすなわち春琴が直接教授することを封(ふう)じてしまったのである...
谷崎潤一郎 「春琴抄」
...これらの歴史を幾分でも児童に了解させるように教授する事はそれほど困難ではあるまい...
寺田寅彦 「研究的態度の養成」
...之に反して専門の大学で教授するのが事実上高級な科学的知識であるとしても...
戸坂潤 「現代科学教育論」
...医学所を医学校と称して医学を教授する所となった...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...譬(たとえ)を変(か)えていえば一日に六時間学生に教授するといえば...
新渡戸稲造 「自警録」
...その官省の吏人たる学者がこれを教授するとは...
福沢諭吉 「学問の独立」
...ただちに生徒に接して教授する者もまた吏人にして...
福沢諭吉 「学問の独立」
...教授する人を先生と仰(あお)ぎ奉(たてまつ)り...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...夏の初より頼まれてお勢に英語を教授するように成ッてから...
二葉亭四迷 「浮雲」
...総(す)べて邦語を用いて教授することを試みた...
穂積陳重 「法窓夜話」
...また一方にはフランス法を教授する明治法律学校(今の明治大学の前身)...
穂積陳重 「法窓夜話」
...大塚と服部が応援法についての動作の要領を教授するといふのでした...
牧野信一 「早春のひところ」
...また随時彼等にイロハを教授することでありました...
牧野信一 「私の万年筆」
...修身科以外の学科にも多少修身的意義を加へて教授すること最効力あるべしと思はる...
正岡子規 「病牀譫語」
...(文科大学の倫理学はこの例にあらず)現今倫理科なる者あらばそは如何なる方法によりて教授するか知らず...
正岡子規 「病牀譫語」
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