...絶対に教わることを嫌悪(けんお)するものである...
芥川龍之介 「保吉の手帳から」
...前にも述べたように直接弟子が教わるように教えては貰えなかった...
高村光太郎 「回想録」
...吾人が学校で学問を教わるのは丁度このようなものである...
寺田寅彦 「科学上における権威の価値と弊害」
...教える方と教わる方と両方に罪があるであろう...
寺田寅彦 「家庭の人へ」
...第一教わる方に心掛けと興味がなければ結局何の効果もない訳である...
寺田寅彦 「家庭の人へ」
...のみならず四本にするとどれか一本は遊んでいて安定位置が不確定になる恐れがあるというのは物理学初歩で教わることである...
寺田寅彦 「自由画稿」
...とうてい教わることの出来ない種類のものであった...
寺田寅彦 「重兵衛さんの一家」
...かえってこの子供から教わるようになったころには...
徳田秋声 「仮装人物」
...小学校でも教わるが...
中谷宇吉郎 「画業二十年」
...たしか新制中学でも教わるかと思うが...
中谷宇吉郎 「樹氷の科学」
...学問を教わることを志望してきているのであるから...
中谷宇吉郎 「六三制を活かす道」
...おれに代数と算術を教わる至って出来のわるい子だ...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...森さんの部屋の番号を教わると...
堀辰雄 「菜穂子」
...実はサー・ヘンリー・ウッドに歌を教わることは...
三浦環 「お蝶夫人」
...貴方から私は多くのことについて教わるけれども...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...何かいい字引(文法つきの)を教わることにしました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...今なお教わるものが多々あろう...
柳宗悦 「民藝四十年」
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