...散三(さんざ)責(いぢ)められた上に古井戸の中へ投込まれやうとした処を今の旦那に救けられたのだ...
内田魯庵 「犬物語」
...救護隊も駆付けましたが...
海野十三 「千早館の迷路」
...貧困者慰問其他種々の救済法は皆この類である...
丘浅次郎 「人類の将来」
...貧民救助が好きだつたのは偉いと言はなければならぬ...
薄田泣菫 「茶話」
...救濟はしてやるが金は御免を蒙る...
田中正造 「土地兼併の罪惡」
...直ぐ救命胴衣(チョッキ)あるいは救命浮帯(ヴイ)を御着用の上...
谷譲次 「踊る地平線」
...それは救はれそうにもない春夫氏にでは無く――小部分でもあの論に賛成した人に對してゞある...
直木三十五 「春夫偏見」
...どのくらい我々が救われているか知れやしません」村田が少し新しい言葉づかいで...
中里介山 「大菩薩峠」
...そこへ東方の博士たちが救世主出現の星の跡を追うてエルサレムを通り過ぎたので...
野上豊一郎 「処女の木とアブ・サルガ」
...後の不面目を救う由(よし)もないことを知っているのか...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...その必要が要求する時期と仕方で救われることは...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...磯部邸弁天堂の場は愛妾お蔦が典蔵に挑(いど)まれて難義せるを浦戸紋三郎(うらともんざぶろう)に救はれしが...
三木竹二 「明治座評」
...ところを尊が救うて妻とした「その跡で稲田大蛇(おろち)を丸で呑み」さて産み出した子孫だから世々蛇を族霊としたはずである...
南方熊楠 「十二支考」
...また救(すくい)をお授(さずけ)下さるのは...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...あの豪奢な僅少(きんしょう)な作で救い出されたものは稀の稀であった...
柳宗悦 「工藝の道」
...苦しさから救われて...
夢野久作 「死後の恋」
...覚一の盲人救済の主旨や職屋敷の実現には...
吉川英治 「私本太平記」
...野末に茅(かや)の屋根を結んで果てるつもりじゃ……」「はて? 救ってやらなければならない人間とは」「まあいい...
吉川英治 「宮本武蔵」
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