...彼女は敏活な動きでスポーツをしている...
...社会人に求められる敏活な対応力とは何か...
...敏活な発想力がある人は、新しいアイデアを生み出しやすい...
...学習意欲が高い生徒は、敏活に問題に取り組むことができる...
...敏活な思考力を養うには、常にチャレンジングな状況に自分自身をさらしていく必要がある...
...無論頭腦の敏活な人...
石川啄木 「雲は天才である」
...諸の男神女神は、各々其欲する所に従って、優美、敏活、誘惑、奸智等の種々の性質を、此美婦に賦与したり...
高木敏雄 「比較神話学」
...蟻の敏活にさらに驚かされた...
種田山頭火 「行乞記」
...しかし人間にはシグナルがあり法律があり道徳があるために鳥獣の敏活さがなくても安心して生きて行かれる...
寺田寅彦 「烏瓜の花と蛾」
...その視覚に応じて反射的に行なわれる羽翼の筋肉の機制の敏活を物語るものである...
寺田寅彦 「からすうりの花と蛾」
...僕の行動は急に敏活となった...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「空家の冒険」
...敏活な変わりやすい顔つき...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...しかし年齢のわりには妙に敏活だった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...性急ながむしゃらな老人の敏活さで数歩進んで...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...敏活な委員会をもってつながるとき...
中井正一 「図書館協会六十周年に寄せて」
...最近の心理学で、いうところの、例えば、「下意識」などという言葉は、いわば無意識の世界のことをいうのであるが、むしろ、この無意識の世界が、一番敏活に、一番正確に、全身をあげて、フルに動いている時のことをいうのである...
中井正一 「美学入門」
...手綺麗(てぎれい)な敏活さも...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...斯んな処で斯んな風に敏活に呼吸を窺つて...
牧野信一 「日本橋」
...敏活に自若として...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...彼ほど敏活ではなかつたけれども...
水野仙子 「醉ひたる商人」
...敏活で、しかも一粒ずつがたっぷり実った葡萄のようにつゆもゆたかに重みある、そういう刻々の心で働きたいことね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...敏活に発揮し得るように化合させた微妙精英の有機体……あめ...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...敏活にはたらいていた...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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