...彼女は敏活な動きでスポーツをしている...
...社会人に求められる敏活な対応力とは何か...
...敏活な発想力がある人は、新しいアイデアを生み出しやすい...
...学習意欲が高い生徒は、敏活に問題に取り組むことができる...
...敏活な思考力を養うには、常にチャレンジングな状況に自分自身をさらしていく必要がある...
...さうして靜に、しかも敏活に、給仕をしてくれる...
芥川龍之介 「軍艦金剛航海記」
...無論頭腦の敏活な人...
石川啄木 「雲は天才である」
...それも肥滿した人の起居の敏活でないのは...
石川啄木 「第十八號室より」
...すべて敏活に無造作に取扱われる...
高浜虚子 「丸の内」
...そこに自然が敏活に動いてゐる...
田山録弥 「私の考へてゐる事」
...敏活の手段を執るの要あり...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...人の精神はいっそう敏活になり自由になって眼を覚ますだろう...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...眼の動きが敏活であり...
豊島与志雄 「白塔の歌」
...動きは敏活ではありませんが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...青いペンキ塗りの通用門が勢いよく群れた肩に押されると敏活なカメレオン達は職工達の血と油で色どられた清算簿をかかえて雪夜の狐のようにランチへ飛び乗って行ってしまう表情の歪んだ固い職工達の顔から怒りの涙がほとばしってプチプチ音をたてているではないか逃げたランチは投網(とあみ)のように拡がった巡警の船に横切られてしまうとさてもこの小さな島の群れた職工達と逃げたランチの間は只一筋の白い水煙に消されてしまう...
林芙美子 「新版 放浪記」
...それにも増して頭が敏活にはたらき出した...
平林初之輔 「動物園の一夜」
...平常は敏活ささえ見えている顔が非常にまじめに緊張すると...
宮本百合子 「映画の恋愛」
...火山行動の最も敏活な...
柳田國男 「地名の研究」
...「運」を敏活に掴(つか)んで時勢と環境に順応できるのだという...
矢部貞治 「政治学入門」
...両手を敏活に働らかせつつ...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...教養ある敏活な一婦人と成りたい事です...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...その敏活な性情は内助のみならず...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...簡潔と敏活を旨とする...
吉川英治 「新書太閤記」
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