...彼女は敏活な動きでスポーツをしている...
...社会人に求められる敏活な対応力とは何か...
...敏活な発想力がある人は、新しいアイデアを生み出しやすい...
...学習意欲が高い生徒は、敏活に問題に取り組むことができる...
...敏活な思考力を養うには、常にチャレンジングな状況に自分自身をさらしていく必要がある...
...それも肥滿した人の起居の敏活でないのは...
石川啄木 「第十八號室より」
...すべて敏活で無造作である...
高浜虚子 「丸の内」
...僕の行動は急に敏活となった...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「空家の冒険」
...一切の冴えと敏活さとを失ってしまう...
豊島与志雄 「初秋海浜記」
...その敏活な清い眼は...
豊島与志雄 「女人禁制」
...敏活な委員会をもってつながるとき...
中井正一 「図書館協会六十周年に寄せて」
...仕事には敏活(びんかつ)でないくせに誠実でもなく...
永井荷風 「ひかげの花」
...其(そ)の點(てん)に於(おい)て白晝(はくちう)の動作(どうさ)は敏活(びんくわつ)で且(か)つ容易(ようい)であつた...
長塚節 「土」
...ド……ドツ ド……ドツ青いペンキ塗りの通用門が群れた肩に押されると敏活なカメレオン達は職工達の血と油で色どられた清算簿をかゝえて雪夜の狐のやうにヒヨイヒヨイランチへ飛び乗つて行つてしまふ...
林芙美子 「蒼馬を見たり」
...而かも頗る敏活に機微を察し得るものである...
原勝郎 「鎌倉時代の布教と當時の交通」
...私の空想力は却(かへ)つて敏活に働くものの如く...
松永延造 「アリア人の孤独」
...マーニャが、天性の勤勉さ、緻密で、敏活な頭脳を、こうしてごく若いころから自分の功名のためだけに使おうなどとは思いもしなかった気質こそ、後年キュリー夫人として科学者、人間としての彼女の真価をきめるものとなったと思います...
宮本百合子 「キュリー夫人の命の焔」
...農村の活溌な社会主義的発達はとりもなおさず都会の重軽工業を敏活に運転させる調帯だ...
宮本百合子 「五ヵ年計画とソヴェトの芸術」
...儲ける人って何と頭が敏活なのでしょう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...少年時代に感じた季節の変移(うつりかはり)の鋭い記臆とその感覚の敏活とは...
室生犀星 「抒情小曲集」
...そして非常な敏活な...
室生犀星 「幼年時代」
...練習によってできるだけ敏活に...
柳田國男 「地名の研究」
...頭を敏活に働かせねばいかんよ...
山下利三郎 「誘拐者」
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