...彼女は敏活な動きでスポーツをしている...
...社会人に求められる敏活な対応力とは何か...
...敏活な発想力がある人は、新しいアイデアを生み出しやすい...
...学習意欲が高い生徒は、敏活に問題に取り組むことができる...
...敏活な思考力を養うには、常にチャレンジングな状況に自分自身をさらしていく必要がある...
...敏活で冒険的で疲れを知らないものである...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...諸の男神女神は、各々其欲する所に従って、優美、敏活、誘惑、奸智等の種々の性質を、此美婦に賦与したり...
高木敏雄 「比較神話学」
...なおかつ冷静と敏活とを彼の両眼にたたえていた...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「青玉の十字架」
...敏活の手段を執るの要あり...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...腕ききの腕を最も敏活に働かすという意味に解釈した酒と女は...
夏目漱石 「手紙」
...ド……ド……ド……青いペンキ塗りの通用門が群れた肩に押されると敏活なカメレオン達は職工達の血と油で色どられた清算簿をかゝえて雪夜の狐のようにヒョイヒョイランチへ飛び乗って行ってしまう...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...それにも増して頭が敏活にはたらき出した...
平林初之輔 「動物園の一夜」
...手綺麗(てぎれい)な敏活さも...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...パリイの警察は敏活だと世間で褒められてゐるが...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「病院横町の殺人犯」
...異様に敏活巧緻(びんかつこうち)に働くのだから...
牧逸馬 「浴槽の花嫁」
...敏活に自若として...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...この点においても日本人が運用の上に常に敏活を期し...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...農村の活溌な社会主義的発達はとりもなおさず都会の重軽工業を敏活に運転させる調帯だ...
宮本百合子 「五ヵ年計画とソヴェトの芸術」
...(b)みんなが精神の敏活によってかちえようとする誉れを...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...「運」を敏活に掴(つか)んで時勢と環境に順応できるのだという...
矢部貞治 「政治学入門」
...全身の反射交感機能が敏活...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...あのウワ背丈(ぜい)がある敏活な曲者(くせもの)とは...
吉川英治 「江戸三国志」
...彼の敏活な行動が始まった...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
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