...彼は放肆な行動を起こした...
...彼女の放肆な言葉に驚いた...
...放肆な行為は許されない...
...彼女の放肆な態度に怒りを感じた...
...放肆な振る舞いをすると、問題を引き起こす可能性がある...
...放肆(ほうし)を諫(いさ)めたり...
芥川龍之介 「忠義」
...元来が不羈放肆(ふきほうし)な...
淡島寒月 「亡び行く江戸趣味」
...放肆(ほうし)にする...
内田魯庵 「駆逐されんとする文人」
...彼女を動(と)もすると放肆(ほうし)な生活に誘出(おびきだ)そうとしていた...
徳田秋声 「あらくれ」
...二三日の放肆(ほしいまま)な遊びに疲れた頭脳(あたま)に...
徳田秋声 「あらくれ」
...自身の放肆(ほうし)を恥じ怖(おそ)れた...
徳田秋声 「仮装人物」
...放肆(ほうし)な生活...
徳田秋声 「黴」
...人肉啖食(じんにくたんしょく)の放肆(ほうし)きわまりなき時代が...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...こんな放肆(ほうし)な精神を誰が彼へ授けたか...
富ノ沢麟太郎 「あめんちあ」
...も一人はヨハン・クリスチアン・ギュンテルという放肆(ほうし)な天才で...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...あらゆる放肆(ほうし)...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...鳥居清信がいはゆる鳥居風なる放肆(ほうし)の画風を立(たて)しは思ふに団十郎の荒事を描かんとする自然の結果に出(いで)たるものならん歟(か)...
永井荷風 「江戸芸術論」
...放肆(ほうし)な白(しろ)い縞(しま)が...
夏目漱石 「それから」
...彼は西洋の小説を読むたびに、そのうちに出(で)て来(く)る男女の情話が、あまりに露骨(ろこつ)で、あまりに放肆で、且つあまりに直線的に濃厚なのを平生から怪(あやし)んでゐた...
夏目漱石 「それから」
...あまりに放肆(ほうし)で...
夏目漱石 「それから」
...即ち放肆とは違う...
新渡戸稲造 「デモクラシーの要素」
...放肆(ほうし)なる残虐また悪戯を楽しみとせずといえども...
新渡戸稲造 「武士道の山」
...靜かな感興を放肆(ほしいまま)にしてゐたに相違ない...
若山牧水 「古い村」
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