...彼はどこへ行くにも放埓な人だ...
...放埓な行動が過ぎた結果、彼は辞職することになった...
...彼は放埓な物言いで周りを困惑させていた...
...放埓な生き方をして人生を楽しむこともできるが、それにはリスクもある...
...放埓な性格を持つ人と付き合うのは大変だ...
...心にもない放埓(ほうらつ)をつくされるよりは...
芥川龍之介 「或日の大石内蔵助」
...文学者(ぶんがくしや)を以(もつ)て放埓(はうらつ)遊惰(いうだ)怠慢(たいまん)痴呆(ちはう)社会(しやくわい)の穀潰(ごくつぶ)し太平(たいへい)の寄生虫(きせいちう)となすも...
三文字屋金平 「為文学者経」
...をんなたちの放埓(はうらつ)はこの右の手のかがみにうつり...
大手拓次 「藍色の蟇」
...大尉はせしめた口笛金で十ヶ年も放埓の限りをつくして...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「サレーダイン公爵の罪業」
...そりゃこそ頬邊(ほっぺた)へ放埓(みだら)な血(ち)めが上(のぼ)るわ...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...その同僚弁護士の風采が放埓なというほどではないにしても無頓著でじだらくなのを差引すれば...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...但し自分では放埓だとも思ってやしないがね...
豊島与志雄 「不肖の兄」
...なんでも切りだせと放埓な命令を下したので...
久生十蘭 「海難記」
...放埓無残な生活を送っていた...
久生十蘭 「湖畔」
......
森川義信 「虚しい街」
...或るときは我々人間につきものの放埓(ほうらつ)な欲望や不完全がもたらす内部の困難と戦おうと望む...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...(a)わたしがはまりこんでいる放埓は...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...他人の放埓よりもわたしの放埓の方をより厳しく責め立てるのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...結局放埓に対して大した抵抗もせず...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...その数は我々人間の放埓や無分別などがもたらすものにくらべて...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...わがままや放埓(ほうらつ)ができなくとも...
吉川英治 「三国志」
...彼の息子が放埓な堕落僧となったりして...
吉川英治 「小説のタネ」
...放埓(ほうらつ)の存分をやったあげく...
吉川英治 「梅※[#「風にょう+思」、第4水準2-92-36]の杖」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??