...殊にドイッセンのごときは主として東洋哲学を攻究し...
井上哲次郎 「明治哲学界の回顧」
...それゆえに自分は西洋の哲学を攻究するとともに東洋の哲学の研究を怠らず...
井上哲次郎 「明治哲学界の回顧」
...然(しか)らば今日より媾和条件を攻究することは...
大隈重信 「東亜の平和を論ず」
...前に申したように目下除害方法の攻究中であるのだから...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...宗教の攻究調和を計るべき目的を有したるものなれば...
イー、エー、ゴルドン 高楠順次郎訳 「弘法大師と景教との關係」
...親く梵言を攻究せり...
イー、エー、ゴルドン 高楠順次郎訳 「弘法大師と景教との關係」
...今後いかにしてそういう災難を少なくするかを慎重に攻究することであろうと思われる...
寺田寅彦 「災難雑考」
...私はこれらの自然科学を攻究しようとする若い学徒に心からすすめる...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...殊に湯川君の攻究された中間子は...
長岡半太郎 「原子核探求の思い出」
...バクの石油精錬を攻究した...
長岡半太郎 「ノーベル小傳とノーベル賞」
...原子關係の攻究に從事した學者が最も多い...
長岡半太郎 「ノーベル小傳とノーベル賞」
...これは宇宙の真理の攻究であるから...
新渡戸稲造 「教育の目的」
...學理を攻究する最高の場所である...
新渡戸稻造 「教育の目的」
...即ち何か發明でもしてエライ眞理の攻究さへすれば...
新渡戸稻造 「教育の目的」
...種々の方面から攻究した結果を綜合して推定するのほかない...
橋本進吉 「国語音韻の変遷」
...願うところは生活技術の今後の攻究に由って...
柳田国男 「木綿以前の事」
...かつて観察し記録しまた攻究せられなかったのは不当だということと...
柳田国男 「山の人生」
...その経験から地略的な攻究もすすみ...
吉川英治 「三国志」
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