...こんどの大戦初めての喊声(かんせい)は、この夜明け、この攻め口から、わあっと揚がったのである...
吉川英治 「上杉謙信」
...攻め口はわずかに...
吉川英治 「篝火の女」
...攻め口ときめておりながら...
吉川英治 「三国志」
...ほかの攻め口を尋ねた...
吉川英治 「三国志」
...急に攻め口の活動も怠って...
吉川英治 「三国志」
...魏は、この攻め口に、曹仁をさしむけ、曹仁は配下の大将王双(おうそう)と諸葛虔(しょかつけん)に五万余騎をさずけて、濡須を囲ませた...
吉川英治 「三国志」
...五路五十万という攻め口を防ぐことはできますまい」規模の遠大...
吉川英治 「三国志」
...先に立って攻め口の案内を勤めた...
吉川英治 「三国志」
...攻め口はないのである...
吉川英治 「私本太平記」
...攻め口を解いて逃げ落ちるさい...
吉川英治 「私本太平記」
...手を抜いてよい線はない」「陸勢の攻め口には...
吉川英治 「私本太平記」
...大手(おおて)搦(から)め手の攻め口...
吉川英治 「神州天馬侠」
...城の攻め口へむかって...
吉川英治 「新書太閤記」
...先手の一攻め口を...
吉川英治 「新書太閤記」
...敵が攻め口として登りそうな道の上には巨木巨石を蓄えて置くなど...
吉川英治 「新書太閤記」
...わけてその荘門は、前と後ろ、前後同時に攻めなければ、破れるものではございませぬ」杜興(とこう)はなお、知るかぎりの地理やら、攻め口、城中の内状などを、宋江に助言した...
吉川英治 「新・水滸伝」
...蒲冠者範頼の攻め口だったが...
吉川英治 「随筆 新平家」
...義経を宇治川のほうの攻め口の大将に命じたのも...
吉川英治 「源頼朝」
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