...何人(なんびと)か既(すで)に「一」字を削(けづ)つて「半」字に改めし後(のち)なりき...
芥川龍之介 「骨董羹」
...改めて東洋を冠せり...
大町桂月 「小日向臺」
...そして改めて少名毘古那神に向かって...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...今では年中製造して売ることに改めたのである...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...その頃、将軍家は御病後の、まだお床につかれて居られましたが、たとひ御病床にあつても、まつりごとを怠るやうな事の決して無いお方でございましたので、その日もおやすみのままで相州さまから、諸国の訴訟の事など、さまざま御聴取になつて居られましたが、そのところへ、おつきの女房の駿河の局さまが口を引きしめてそろそろと進み出て、改めて一礼の後、「申し上げます...
太宰治 「右大臣実朝」
...あたゝかい寝床を持つてゐるといふことは何といふ幸福であらう(こゝで改めてまた樹明君に感謝する)...
種田山頭火 「其中日記」
...小滝を「しら滝」に改めて...
田山花袋 「田舎教師」
...その囈語を小耳にとめてよく聞き、それから改めて、この室内を篤(とく)と見定めて、村正どんは相当、思い当るところがありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...平次は改めて死骸を見せて貰ひました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「叔父の手前何と云ッて出たものだろう?」と改めて首を捻(ひね)ッて見たが...
二葉亭四迷 「浮雲」
...佐次兵衛と三たびまで改めたのである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...後に名を優(ゆたか)と改めた人である...
森鴎外 「渋江抽斎」
...フォルキアデス改めてのきょうだい三人の中で誰が美しかろう...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...僅か改めればまた通じるという類の身近(みぢか)な伝説を...
柳田国男 「海上の道」
...家中の灯をこれに改めて...
柳田国男 「年中行事覚書」
...而して福沢氏の文章は当時より今日に至るまで毫も其躰裁を改めず...
山路愛山 「明治文学史」
...改めて歳月が顧みられた...
吉川英治 「新書太閤記」
...改めて別な密使をこっちから立ててやる...
吉川英治 「鳴門秘帖」
便利!手書き漢字入力検索
