...改めて指南番瀬沼兵衛(せぬまひょうえ)と三本勝負をしたいと云う願書(ねがいしょ)を出した...
芥川龍之介 「或敵打の話」
...東京へ行つてからの事――言葉を可成(なるべく)早く改めねばならぬとか...
石川啄木 「天鵞絨」
...そこでまた言葉を改め...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...これと共に鳥居派もまた天明寛政の名家たる清長の歿後鳥居清峰二代清満と改め僅(わずか)に家名を継げるのみ...
永井荷風 「江戸芸術論」
...また思いきった我田引水もあるようだ――現に日本貴族の傲慢なる風習を改めしむるの道は...
中里介山 「大菩薩峠」
...――俺は宗門改めの役人ぢやないよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...そこで改めて恩地孝氏にたのんで著者のために田中氏の遺志を次いでもらふことにしたのである...
萩原朔太郎 「月に吠える」
...何しろ二百年も前から伝はる錠前なので到底今日のものでは役に立たぬことが解つて改めて...
牧野信一 「南風譜」
...与えられたる数を改めたものである...
三上義夫 「和算の社会的・芸術的特性について」
...下手の床几(しょうぎ)にかかり「助けて返す」にて咳入り「つら改めて」にて右手を懐に入れ...
三木竹二 「両座の「山門」評」
...上包みをとって内容を改めた...
室生犀星 「或る少女の死まで」
...どうにかして此惡弊を改めたいと思った...
森鴎外 「栗山大膳」
...次で「元文三年より御扶持方七人分被下置」と云ふことに改められた...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...あまり感心せぬからこう改めたので...
柳田國男 「アテヌキという地名」
...改めて考察する必要は他の方面でも認められるが...
柳田国男 「木綿以前の事」
...「童子も知っていることを改めて申すようですが...
吉川英治 「三国志」
...また削り改めたりなどして...
吉川英治 「三国志」
...改めて顔を見たりした...
吉川英治 「茶漬三略」
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