...これ丈は擽(くすぐ)ったくってこらえ切れなかった...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...百合子は擽ったくて居たたまれず早々逃げ出して...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「鷺娘」
...擽(くす)ぐったくもあった...
徳田秋声 「仮装人物」
...」新庄は何か気でも引いて見られるやうな擽(くすぐ)つたさを感じたが...
徳田秋聲 「浪の音」
...却って擽ってみたくなる...
外村繁 「澪標」
...擽ったいような変な気持になった...
豊島与志雄 「裸木」
...八五郎も大したものだ」「ヘエ――」ガラッ八は擽(くすぐ)ったく頸筋(くびすじ)を押えました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...金のゆくへが判らないんだつてね」吉五郎は擽(くすぐ)つ度い顏をして見せます...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...何處かを擽(くす)ぐつてでもゐさうな顏でした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
......
波立一 「動員令」
...擽(こそば)ゆうて...
火野葦平 「花と龍」
...擽(くす)ぐるのは御免だ...
広津柳浪 「今戸心中」
...やはり堪らぬ擽感の衝動に襲はれて...
牧野信一 「剥製」
...羽毛の先で擽られるやうでもあり...
牧野信一 「昔の歌留多」
...擽(くすぐ)ったがってフッフッフッって笑うよ」ふき子が伸びをするように胸を反して椅子から立ちながら...
宮本百合子 「明るい海浜」
...擽(くすぐ)られたように...
吉川英治 「江戸三国志」
...硬(こわ)ばっていた神経のどこかを擽(くす)ぐられたが...
吉川英治 「宮本武蔵」
...もう務(つと)めをすませたのだなと思う! 背中の真中(まんなか)が擽(くすぐ)ったいような気持で...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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