例文・使い方一覧でみる「擴」の意味


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...愈々(ひろ)がるやうになつたのでございませう...   愈々擴がるやうになつたのでございませうの読み方
芥川龍之介 「地獄變」

...さうしてこの記録は外部に於ける俺の勢力を大する機縁となる...   さうしてこの記録は外部に於ける俺の勢力を擴大する機縁となるの読み方
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」

...又ある者はベンチの上にげた...   又ある者はベンチの上に擴げたの読み方
海野十三(佐野昌一) 「南太平洋科學風土記」

...神經が足からそこを經て腦髓へがつてゐる部分のうちのどこかにおいて...   神經が足からそこを經て腦髓へ擴がつてゐる部分のうちのどこかにおいての読み方
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」

...打てば臟腑は悉く 180溢れ地上にがりて...   打てば臟腑は悉く 180溢れ地上に擴がりての読み方
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」

...爾後復た直接に改進黨と關係なかりしは固よりいふを待たず其の黨勢の思ふほど張せざりしは盖し亦是れが爲ならずとせんや獨り板垣伯は然らず其の自由黨に於ける十年一日の如く...   爾後復た直接に改進黨と關係なかりしは固よりいふを待たず其の黨勢の思ふほど擴張せざりしは盖し亦是れが爲ならずとせんや獨り板垣伯は然らず其の自由黨に於ける十年一日の如くの読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...若くは漫に軍備を張して外國と事端を啓くにも非ず...   若くは漫に軍備を擴張して外國と事端を啓くにも非ずの読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...洪水(こうずゐ)が一旦(たん)岸(きし)の草(くさ)を沒(ぼつ)すと湖水(こすゐ)は大(くわくだい)して川(かは)と一(ひと)つに只(たゞ)白々(しら/″\)と氾濫(はんらん)するのを...   洪水が一旦岸の草を沒すと湖水は擴大して川と一つに只白々と氾濫するのをの読み方
長塚節 「土」

...稻(いね)はぼつ/\と簇(むらが)つて居(ゐ)る野茨(のばら)の株(かぶ)を除(のぞ)いて悉(こと/″\)く(ひろ)げられてある...   稻はぼつ/\と簇つて居る野茨の株を除いて悉く擴げられてあるの読み方
長塚節 「土」

...さあ利(き)くか利(き)かねえかと斯(か)うだ」小柄(こがら)な爺(ぢい)さんは自分(じぶん)の口(くち)を兩手(りやうて)の指(ゆび)でぐつと(ひろ)げていつた...   さあ利くか利かねえかと斯うだ」小柄な爺さんは自分の口を兩手の指でぐつと擴げていつたの読み方
長塚節 「土」

...液汁(みづ)は幸(さいは)ひにぱつちりと點(てん)を打(う)つたのみで別段(べつだん)(ひろ)がりもしなかつた...   液汁は幸ひにぱつちりと點を打つたのみで別段擴がりもしなかつたの読み方
長塚節 「土」

...勇を鼓して知見の區域をめ...   勇を鼓して知見の區域を擴めの読み方
福澤諭吉 「人生の樂事」

...がり上る胸の火を受けたやうに輝いた...   擴がり上る胸の火を受けたやうに輝いたの読み方
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」

...存在の凡庸化の傾向は極限にまで推しげられる...   存在の凡庸化の傾向は極限にまで推し擴げられるの読み方
三木清 「唯物史観と現代の意識」

...麓につてゐる平原の村や人や馬やその他一切の小さい事物が實に憐れなものに見えて來た...   麓に擴つてゐる平原の村や人や馬やその他一切の小さい事物が實に憐れなものに見えて來たの読み方
横光利一 「悲しみの代價」

...無數の變化を一層大したる形に於て認むるのである...   無數の變化を一層擴大したる形に於て認むるのであるの読み方
吉江喬松 「山岳美觀」

...あらゆる騷音の湧き起つて來る荒れてゐる海の遠くがつてゐるのが...   あらゆる騷音の湧き起つて來る荒れてゐる海の遠く擴がつてゐるのがの読み方
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」

...いとしい人を抱かうとして腕をげた...   いとしい人を抱かうとして腕を擴げたの読み方
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」

「擴」の読みかた

「擴」の書き方・書き順

いろんなフォントで「擴」


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