例文・使い方一覧でみる「擴」の意味


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...長さはあの形のまゝで一尺八寸に大して貰いたい...   長さはあの形のまゝで一尺八寸に擴大して貰いたいの読み方
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」

...「由良(ゆら)さん」のように両手をげて歩み出します...   「由良さん」のように両手を擴げて歩み出しますの読み方
谷崎潤一郎 「幇間」

...一種の宗教的領土張にして...   一種の宗教的領土擴張にしての読み方
内藤湖南 「卑彌呼考」

...澄(す)み透(とほ)る明るい空の青が、水平線近くで、茫と煙る金粉の靄の中に融け去つたかと思ふと、其の下から、今度は、一目見ただけで忽ち全身が染まつて了ひさうな華やかな濃藍の水が、がり、膨らみ、盛上つて來る...   澄み透る明るい空の青が、水平線近くで、茫と煙る金粉の靄の中に融け去つたかと思ふと、其の下から、今度は、一目見ただけで忽ち全身が染まつて了ひさうな華やかな濃藍の水が、擴がり、膨らみ、盛上つて來るの読み方
中島敦 「環礁」

...地上には到る所に強い日光を遮る爲に重く深い緑が其手をげられるだけげて繁茂して居る...   地上には到る所に強い日光を遮る爲に重く深い緑が其手を擴げられるだけ擴げて繁茂して居るの読み方
長塚節 「芋掘り」

...さうして小さな手荷物を砂利の上に卸して毛糸の白い襟卷をげて顎から口へ掛けて包んだ...   さうして小さな手荷物を砂利の上に卸して毛糸の白い襟卷を擴げて顎から口へ掛けて包んだの読み方
長塚節 「商機」

...委細構はず探索の手をげたのでした...   委細構はず探索の手を擴げたのでしたの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...町内一パイにがりました...   町内一パイに擴がりましたの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...苦澁な雲がサツとがりました...   苦澁な雲がサツと擴がりましたの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...紫教といふのをめ...   紫教といふのを擴めの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...明るい窓から見える芝生の旅人椰子が寢て見るせゐか眞鍋には明るい壁畫のやうにがつてみえる...   明るい窓から見える芝生の旅人椰子が寢て見るせゐか眞鍋には明るい壁畫のやうに擴がつてみえるの読み方
林芙美子 「ボルネオ ダイヤ」

...夕べが夜となるにつれてがつて來た深い靜寂に鎭(しづ)められて...   夕べが夜となるにつれて擴がつて來た深い靜寂に鎭められての読み方
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」

...[#「がつてゐる...   [#「擴がつてゐるの読み方
室生犀星 「聖三稜玻璃」

...」は底本では「がつてゐる」]尊兄は曾て昆蟲に眼をあたへてからもう久しくなつた...   」は底本では「擴がつてゐる」]尊兄は曾て昆蟲に眼をあたへてからもう久しくなつたの読み方
室生犀星 「聖三稜玻璃」

...元(も)との道をげて...   元との道を擴げての読み方
森鴎外 「假名遣意見」

...あらゆるものを浸すやうにざあつとがつた...   あらゆるものを浸すやうにざあつと擴がつたの読み方
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」

...すべて山の窪み高みを埋めつくして鬱然と押しがつてゐるのであつた...   すべて山の窪み高みを埋めつくして鬱然と押し擴がつてゐるのであつたの読み方
若山牧水 「樹木とその葉」

...そして机のしめりに浸み込む樣にベツトリと木地にくつ着いたまゝ這ひがつてゆくのみで少しも上へは昇らない...   そして机のしめりに浸み込む樣にベツトリと木地にくつ着いたまゝ這ひ擴がつてゆくのみで少しも上へは昇らないの読み方
若山牧水 「樹木とその葉」

「擴」の読みかた

「擴」の書き方・書き順

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