例文・使い方一覧でみる「擯」の意味


スポンサーリンク

...焦躁する自我は眼を瞋らし肩を聳かして醜き知識を出する...   焦躁する自我は眼を瞋らし肩を聳かして醜き知識を擯出するの読み方
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」

...豫め彼自身の燃ゆるが如き心臟によつて端的に斥されたものである...   豫め彼自身の燃ゆるが如き心臟によつて端的に擯斥されたものであるの読み方
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」

...自分は全心の憎惡を以つて之を斥する...   自分は全心の憎惡を以つて之を擯斥するの読み方
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」

...なにゆえ外道は斥すべきやを知らず...   なにゆえ外道は擯斥すべきやを知らずの読み方
井上円了 「欧米各国 政教日記」

...或は基督教会一般より非常の人望を有する高徳者より無神論者として斥(ひんせき)せられ...   或は基督教会一般より非常の人望を有する高徳者より無神論者として擯斥せられの読み方
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」

...これらの船を冒昧に排(はいひん)し給わば...   これらの船を冒昧に排擯し給わばの読み方
徳富蘇峰 「吉田松陰」

...父兄より斥せられてゐたが故に...   父兄より擯斥せられてゐたが故にの読み方
永井荷風 「来訪者」

...しかしそれはイスラム教徒にイランが征服されてから後は邪教として斥(ひんせき)された...   しかしそれはイスラム教徒にイランが征服されてから後は邪教として擯斥されたの読み方
オマル・ハイヤーム 'Umar Khaiyam 小川亮作訳 「ルバイヤート」

...俗語の所謂「調子づく」や「口調のよさ」やを淺薄幼稚なものとして斥する...   俗語の所謂「調子づく」や「口調のよさ」やを淺薄幼稚なものとして擯斥するの読み方
萩原朔太郎 「青猫」

...文壇的人非人(にんぴにん)として斥(ひんせき)された...   文壇的人非人として擯斥されたの読み方
萩原朔太郎 「詩の原理」

...偉い人は之を動物的の愛だとか言って斥(けな)されるけれど...   偉い人は之を動物的の愛だとか言って擯斥されるけれどの読み方
二葉亭四迷 「平凡」

...自分もいつか其程に斥(ひんせき)する恋に囚(とら)われて了ったのだが...   自分もいつか其程に擯斥する恋に囚われて了ったのだがの読み方
二葉亭四迷 「平凡」

...俳句の古調を擬する者あれば「古し」「焼直しなり」などとて宗匠輩(はい)は斥(ひんせき)すめり...   俳句の古調を擬する者あれば「古し」「焼直しなり」などとて宗匠輩は擯斥すめりの読み方
正岡子規 「俳諧大要」

...然るに所謂歌よみ等の之を斥(ひんせき)するは其趣向の滑稽なりとの理由による者にやあらん...   然るに所謂歌よみ等の之を擯斥するは其趣向の滑稽なりとの理由による者にやあらんの読み方
正岡子規 「萬葉集卷十六」

...何故に滑稽は斥すべきか...   何故に滑稽は擯斥すべきかの読み方
正岡子規 「萬葉集卷十六」

...然う云ふものの教育する所が彼等に喜ばれなく却て斥せらるヽに至るのは寧ろ當然である...   然う云ふものの教育する所が彼等に喜ばれなく却て擯斥せらるヽに至るのは寧ろ當然であるの読み方
松本文三郎 「印度の聖人」

...忠誠直(かうちやく)之者は固陋(ころう)なりとして斥(ひんせき)せられ...   忠誠直之者は固陋なりとして擯斥せられの読み方
森鴎外 「津下四郎左衛門」

...のみならずこの種の地方語はいわゆる田舎言葉としておいおい斥(ひんせき)せらるるようになった...   のみならずこの種の地方語はいわゆる田舎言葉としておいおい擯斥せらるるようになったの読み方
柳田國男 「地名の研究」

「擯」の読みかた

「擯」の書き方・書き順

いろんなフォントで「擯」

「擯」の英語の意味


ランダム例文:
聞きわけがない   再審   豊艶  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

便利!手書き漢字入力検索

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
芳香剤   自己満足   進行波  

スポンサーリンク

トップへ戻る