...半擡身(はんしょうみをもたげ)...
芥川龍之介 「上海游記」
...必死に巌石を擡(もた)げ合って...
芥川龍之介 「素戔嗚尊」
...考へただけでも厭やな後悔の前兆が心の隅に頭を擡(もた)げ始めた...
有島武郎 「An Incident」
...人を殺せり友を殺せりといふ悔悟の情の頭を擡(もた)ぐるをさへ妨げんとす...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...そして恐る恐る顔を擡(もた)げて...
橘外男 「葛根湯」
...私はふと顔を擡(あ)げると...
モリス・ルヴェル Level, Maurice 田中早苗訳 「誰?」
...首を擡(もた)げて見ると...
谷崎潤一郎 「細雪」
...娘は青褪(あおざ)めた額(ひたい)を擡(もた)げて云った...
谷崎潤一郎 「刺青」
...枕(まくら)から首を擡(もた)げると...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のおんな」
...枕(まくら)のうえに上半身を擡(もた)げて...
徳田秋声 「仮装人物」
...其特有の蠻勇が首を擡げたのである...
長塚節 「記憶のまゝ」
...又うと/\としてふと枕を擡げると博勞は既に起きて蒲團の上に煙草をふかして居る...
長塚節 「佐渡が島」
...彼(かれ)は行(ゆ)く/\午前(ごぜん)に見(み)て暫(しばら)く忘(わす)れて居(ゐ)た百姓(ひやくしやう)の活動(くわつどう)を再(ふたゝ)び目前(もくぜん)に見(み)せ付(つけ)られて隱(かく)れて居(ゐ)た憤懣(ふんまん)の情(じやう)が復(ま)た勃々(むか/\)と首(くび)を擡(もた)げた...
長塚節 「土」
...近代に入ってその遺物を安全な場所に移すべきだという意見が擡頭した時...
野上豊一郎 「パルテノン」
...この時ふと頭(かしら)を擡(もた)げ...
森鴎外 「舞姫」
...やがて花になろうとする穂のうす白い蕾も頭を擡げようとしていた...
横光利一 「旅愁」
...纔かに彼の頸と弱つた頭とを擡げさせるだけに過ぎなかつた...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...急激に和平論が擡頭していた...
吉川英治 「三国志」
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