例文・使い方一覧でみる「擅」の意味


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...必らずしも哲学研究の場とするにも及ぶまい...   必らずしも哲学研究の擅場とするにも及ぶまいの読み方
市島春城 「読書八境」

...英訳本と対照するにやはり(ほしいまま)に原文を抜いたり変えたりした箇処は少しもなかった...   英訳本と対照するにやはり擅に原文を抜いたり変えたりした箇処は少しもなかったの読み方
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」

...是れ豈福澤翁をして獨り其の美を教育界にまにせしめざる儼然たる大事實に非ずや...   是れ豈福澤翁をして獨り其の美を教育界に擅まにせしめざる儼然たる大事實に非ずやの読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...内務次官たる小松原氏がまに一派の政商と結托して職權を亂用したる罪案を決する能はず...   内務次官たる小松原氏が擅まに一派の政商と結托して職權を亂用したる罪案を決する能はずの読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...けだしピグミーの独(どくせん)であります...   けだしピグミーの独擅でありますの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...無意識に(反省的でなくと云う意なり)享楽を(ほしいまま)にする間は...   無意識に享楽を擅にする間はの読み方
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」

...彼が瘋癲院(ふうてんいん)中に盛名を(ほしい)ままにして天道の主宰をもって自(みずか)ら任ずるは恐らく事実であろう...   彼が瘋癲院中に盛名を擅ままにして天道の主宰をもって自ら任ずるは恐らく事実であろうの読み方
夏目漱石 「吾輩は猫である」

...しきりに暴威を(ほしいまま)にしている...   しきりに暴威を擅にしているの読み方
夏目漱石 「吾輩は猫である」

...な運命の力強い手に全く支配されてゐるやうな氣がするから……」と...   擅な運命の力強い手に全く支配されてゐるやうな氣がするから……」との読み方
南部修太郎 「霧の夜に」

...暗黒から暗黒へと露地横町(ろじよこちょう)を縫ってその跳躍を(ほしいまま)にした...   暗黒から暗黒へと露地横町を縫ってその跳躍を擅にしたの読み方
牧逸馬 「女肉を料理する男」

...一世の栄華を(ほしいまま)にして...   一世の栄華を擅にしての読み方
三上於菟吉 「雪之丞変化」

...とにかく権太は菊五郎が一世に名を(ほしいまま)にせる色悪(いろあく)を代表すべきほどのものにて...   とにかく権太は菊五郎が一世に名を擅にせる色悪を代表すべきほどのものにての読み方
三木竹二 「いがみの権太」

...われらは十二使徒と(ほしいまま)に見たてしてのわれぼめ...   われらは十二使徒と擅に見たてしてのわれぼめの読み方
森鴎外 「うたかたの記」

...豪遊の名を一時に(ほしいまま)にしてから...   豪遊の名を一時に擅にしてからの読み方
森鴎外 「百物語」

...ですがこの友禅はその名を独り(ほしいまま)にするわけにゆかないのです...   ですがこの友禅はその名を独り擅にするわけにゆかないのですの読み方
柳宗悦 「民藝四十年」

...自分の美を(ほしいまま)にするものだと何やらの本で見た事があるが...   自分の美を擅にするものだと何やらの本で見た事があるがの読み方
夢野久作 「暗黒公使」

...その間に動いてゐる氣宇の爽大さはいよ/\背後の富士をして獨りその高さを(ほしいまま)ならしめてゐるのである...   その間に動いてゐる氣宇の爽大さはいよ/\背後の富士をして獨りその高さを擅ならしめてゐるのであるの読み方
若山牧水 「樹木とその葉」

...新しい曙光は(ほしいまま)な美と享楽とに充ちた世界を照らし初めた...   新しい曙光は擅な美と享楽とに充ちた世界を照らし初めたの読み方
和辻哲郎 「転向」

「擅」の読みかた

「擅」の書き方・書き順

いろんなフォントで「擅」


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