例文・使い方一覧でみる「擂鉢」の意味
スポンサーリンク...お寺でお経を唱える際、擂鉢（すりばち）を使ってお布施を集める... 
...擂鉢（すりばち）を持って、街中を回って同情を誘うチャリティー活動をする...
...擂鉢（すりばち）を使って味噌汁を作る伝統料理を体験することができる...
...擂鉢（すりばち）を買うのに、陶器店に行って探し物をする...
...「擂鉢｛るいばち｝の音｛おと｝で起こされて、慌てて対応した」という意味の表現で使われる...
...「擂鉢（すりばち）の底」と評しているが...
太宰治 「新樹の言葉」
...それは擂鉢の底のようになっている処で...
田山花袋 「トコヨゴヨミ」
...すりこ木を入れた擂鉢（すりばち）を恭しく捧げて来たものです...
中里介山 「大菩薩峠」
...本目的に向っての擂鉢（すりばち）の墨汁は...
中里介山 「大菩薩峠」
...擂鉢（すりばち）の中に攪（か）き廻される里芋（さといも）のごとく紛然雑然とゴロゴロしていてはどうしても浩さんらしくない...
夏目漱石 「趣味の遺伝」
...架棚（たな）の擂鉢（すりばち）が独手（ひとりで）に駈出（かけだ）すやら...
二葉亭四迷 「浮雲」
...続いて擂鉢と別の丼を思い切って五つ六つ載せてみた...
正岡容 「圓太郎馬車」
...別に黒胡麻を炒（い）って擂鉢（すりばち）でよく摺（す）って味淋と醤油でドロドロに弛（ゆる）めたものの中へ鯛の身を入れて炊きたての御飯へかけて茶椀の蓋（ふた）をして出します...
村井弦斎 「食道楽」
...別に白胡麻を炒って擂鉢でよく摺ってその中へ焼味噌（やきみそ）を入れてまたよく摺ってそこへ今の鯛の身の方を入れてまたよく摺り混ぜます...
村井弦斎 「食道楽」
...それからその水ともに擂鉢（すりばち）へ入れてよく摺って水嚢（すいのう）で漉（こ）します...
村井弦斎 「食道楽」
...体外には裏漉（うらごし）だの擂鉢（すりばち）だのという便利の機械があって造作なく繊維を除（と）れるけれども胃と腸とは何の機械も持っていない...
村井弦斎 「食道楽」
...体外の裏漉や擂鉢で筋を取ればその手数は料理する人一人だけで済む...
村井弦斎 「食道楽」
...擂鉢（すりばち）等を作る...
柳宗悦 「現在の日本民窯」
...鉢だとか擂鉢（すりばち）だとか片口だとかに...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...擂鉢（すりばち）...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...丑年は擂鉢をきたなくしてはおけないともいうそうである...
柳田国男 「年中行事覚書」
...今では擂鉢（すりばち）と擂木（すりこぎ）とが承け継いでいる...
柳田国男 「木綿以前の事」
...何だか擂鉢（すりばち）の底でもめぐっているような思いがする...
吉江喬松 「木曾御嶽の両面」
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