...極力その階級を擁護するために力を尽くすか...
有島武郎 「想片」
...彼等の帰宅を擁(よう)して...
海野十三 「麻雀殺人事件」
...また一方には幾千万円の大資本を擁する百貨店が出現し...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...教誨師(きょうかいし)と弁護士とを抱擁しました...
モーリス・ルヴェル Maurice Level 田中早苗訳 「自責」
...ほぼ絶対多数を擁する政友会が当時の岡田内閣を承認しないことは...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...外国人の真似などして抱擁したり接吻したりするとは...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...真理を擁護するにも真理だ...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...熱い抱擁のうちに嘗て囁き交わしたことがある...
豊島与志雄 「山上湖」
...刈られた秣(まぐさ)の大なる一皿の茶をかぎに腕に女を擁して野へ行き得る時に...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...お絹がかえって虚器を擁(よう)するようになってしまったから...
中里介山 「大菩薩峠」
...)涙にくれて相擁しながらも...
中島敦 「名人傳」
...秀頼を擁する人々が事をおこすにはうってつけの機会である...
山本周五郎 「日本婦道記」
...すなわち秀頼公を擁立して挙兵するから味方をたのむというのである...
山本周五郎 「日本婦道記」
...その中に、藩閥にも属せず、政党の真似もしない玄洋社の一派は、依然として頭山満を中心として九州の北隅に蟠(わだか)まりつつ、依然として旧式の親分乾分(こぶん)、友情、郷党関係の下に、国体擁護、国粋保存の精神を格守しつつ、日に日に欧化し、堕落して行く藩閥と政党を横目に睨(にら)んで、これを脅威し、戦慄せしめつつ、無けなしの銭(ぜに)を掻き集めては朝鮮、満蒙等の大陸的工作に憂身(うきみ)を窶(やつ)して来た...
夢野久作 「近世快人伝」
...初めて相擁していた涙の顔と胸を離し合って...
吉川英治 「三国志」
...地の利と人の和を擁(よう)し...
吉川英治 「三国志」
...敵の数十倍もある大軍を擁しながらも...
吉川英治 「三国志」
...なお多くの召使を擁している身として...
吉川英治 「新書太閤記」
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