...ファラデーの撰んだ途は...
愛知敬一 「ファラデーの伝」
...――「我俳諧撰集の心なし...
芥川龍之介 「芭蕉雑記」
...祭器の撰択が八釜(やかま)しく行われ...
魯迅 井上紅梅訳 「故郷」
...普通科の二年間に生徒は充分自分の適当と思う道を撰むことも出来たので...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...肥大なやつばかり撰取りにして居たそうだ...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...撰述有定名而記注無成法といふことになるのである...
内藤湖南 「章學誠の史學」
...「新撰組だって鬼ばかりじゃない...
中里介山 「大菩薩峠」
...まず、君にも何かと縁故の深い壬生(みぶ)の新撰組だな」「うむ――どうだい、あれは」「近藤勇がこれを率いて、土方(ひじかた)がそれを助けている、今の新撰組はことごとく近藤によって統制されている、新撰組の近藤ではない、近藤の新撰組だ、いや新撰組の近藤というよりも京都の近藤だ、京都の近藤というよりも、近藤あっての京都の町だ、近藤の威力は飛ぶ鳥を落し、泣く児もだまる」「近藤勇――それほどの勢力となりおったかな」「市中の威力は町奉行以上、守護職以上、脱走の大藩浪人共も、かれの前には猫のようで、彼を怖るること虎の如し、全くエライ勢いだよ」「彼もたいした英雄でもなかろうが、時の勢いで、威がついたのだな」「たいした英雄ではないかも知らんが、たいした勇敢だ、是非名分はトニカクとして、あれだけの勇気ある奴はない、あれだけの決断のある奴はない、勢いの帰するところ、必ずしも偶然とのみは言えないのだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...撰択集の趣をつゆつゆ心得ずして破せられたる故にその破が更に当らないのである」という意味でとり合わなかったという...
中里介山 「法然行伝」
...彼等の美には贅沢な撰り好みがない...
中野秀人 「第四階級の文学」
...塔の歴史に関して時々戯曲的に面白そうな事柄を撰(えら)んで綴(つづ)り込んで見たが...
夏目漱石 「倫敦塔」
...装幀(そうてい)は烏丸光康卿(からすまみつやすきょう)『後撰集(ごせんしゅう)』表紙裏のうつし...
長谷川時雨、三上於菟吉 「旧聞日本橋」
...必之を託するに足るべき人を撰擇するは普通にして且至當の事なれば...
原勝郎 「吾妻鏡の性質及其史料としての價値」
...官撰の『数理精蘊』のごとき書物もできて...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...養子霧渓の撰んだ行状にも入つたのであらう...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...游稿の序は亀田鵬斎が撰んでゐる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...当時早く偽撰とせられたことがある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...それも御城代の撰ですよ」半之助は溜息(ためいき)をついたが...
山本周五郎 「半之助祝言」
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