...撞木杖で小舟をおさえて...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「雪の女王」
...ハマダ撞球場は学生やサラリーマンで七台ある球台が...
海野十三 「暗号数字」
...なにしろ自家撞著な答弁である...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...2.彼は自家撞着してゐる...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...さつき球撞きに行きたいと云つたのは...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...雨とは云わず瀑布落(たきおと)しに撞々(どうどう)と落ちて来た...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...鉦(かね)を持て来いよ」呼ばれた十二三の子が紐(ひも)をつけた鉦と撞木(しゅもく)を持て来た...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...迫ればすなわち杖戟(じょうげき)相撞(あいつ)くの勢いにしてほとんど立錐(りっすい)の閑地さえあらざるをもって...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...蔽うべくもない理論の乱雑な無政府的な対立・撞着・矛盾に陥っているからである...
戸坂潤 「科学論」
...煙草の煙や撞球の道具などの新世紀風の中に...
豊島与志雄 「阿亀」
...球を撞いてる時だってそうです...
豊島与志雄 「月かげ」
...前に述べた事がらと撞着(どうちゃく)なしに吾人は信ずるのである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...さても本所の鐘撞堂(かねつきどう)の相模屋(さがみや)という夜鷹宿(よたかやど)へ...
中里介山 「大菩薩峠」
...「まんだ撞くよッ...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...私は撞球室へと急いだ...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...ある時何の気もなく鐘撞堂(かねつきどう)の中を目がけて飛びこみたれば思はずも釣鐘に頭を打ちつけて痛き目を見つるならん...
正岡子規 「俳諧大要」
...次第に個人環境のはにかみと孤立と自己撞着から解きはなされて現代史のプログラムに近づいてゆく...
宮本百合子 「あとがき(『二つの庭』)」
...栄二は撞木杖を突き突きあるいていって...
山本周五郎 「さぶ」
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