...書斎の前の撞木へふくろうをとまらせて...
板谷波山 「美術学校時代の岡倉先生」
...ノミ屋だつたり質屋だつたり撞球屋だつたりしている...
大下宇陀児 「擬似新年」
...雪ふれば此地の雪をかの竅(あな)に撞(つき)こめ埋(うづ)め...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...ぼく自身が矛盾、前後撞着、相反感情をバラバラに抱き得る、例の生者には不可解な分裂症患者に似た者のひとりの実感は自明の理、殊更、特筆大書する必要はなかったのである...
田中英光 「さようなら」
...梟(ふくろう)が撞木(しゅもく)に止まってまじまじ尤(もっと)もらしい顔をしていたこともあった...
寺田寅彦 「鷹を貰い損なった話」
...天井も壁も真白な広い撞球場の中に飛び込むと...
豊島与志雄 「阿亀」
...相手が撞いてる間僕の側にやってきて...
豊島与志雄 「阿亀」
...撞球の方の仲間であったクールフェーラックも...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...それで鐘撞堂(かねつきどう)の相模屋から気軽くそこへ移ってしまいました...
中里介山 「大菩薩峠」
...自分は人並にこの鐘を撞木で敲(たた)くべき権能(けんのう)がないのを知っていた...
夏目漱石 「門」
...矛盾的自己同一的に自己自身を形成する唯一なる世界に撞着(どうちゃく)するのである...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...恐怖と激動に早鐘を撞く胸を細々と掻い抱くのでした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...その新しい撞手の肩の辺を押しやって...
橋本五郎 「撞球室の七人」
...いと笑うべき撞着(どうちゃく)に御座候...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
...なお救恤貧民の数の多きを喞つほど矛盾撞著したことはあり得ない...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...男性が使う撞木型の大きな横杵(よこぎね)ではなく...
柳田国男 「故郷七十年」
...けれども鸚鵡は籠の真中の撞木に止まりながら...
夢野久作 「白髪小僧」
...撞木町へ上っても...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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