...撞木杖(しゅもくづえ)にすがった...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「雪の女王」
...鳥の様に撞木(とまりぎ)から撞木へ渡る術を教え込むことが出来るではありませんか...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...態々(わざ/\)頼んで十五分程早目に時の鐘を撞(つ)いて貰つた...
薄田泣菫 「茶話」
...撞球場へ行ったんだがね...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「接吻」
...撞(どう)と云うはずみに大切の水がぱっとこぼれる...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...走りかゝって撞(どう)と体当(たいあた)りをくれて衝倒(つきたお)したりした...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...その公法なるものはブライト氏がいわゆる「習慣より成立したる錯雑撞着(さくざつどうちゃく)の律例にして...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...撞(どう)と音(おと)するを見れば...
徳富盧花 「燕尾服着初の記」
...彼が撞球に耽った頃は...
豊島与志雄 「或る素描」
...撞球場は案外すいていた...
豊島与志雄 「或る素描」
...相手が撞いてる間僕の側にやってきて...
豊島与志雄 「阿亀」
...撞球の象牙の球(たま)を頭の中に眺めていた...
豊島与志雄著 「球体派」
...自家撞着(どうちゃく)をきたし...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...撞木(しゆもく)飛び...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...いつでも用心深く身体に当てた撞木杖(しゅもくづえ)をたよりに難儀しながら歩いていき...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「変身」
...この鐘楼では近火のたびに早鐘を撞き鳴らして一種...
正岡容 「異版 浅草燈籠」
...その間の矛盾や撞着のなかから自然に一つの結論をうかびあがらせてくるという方法によってしている...
三好十郎 「清水幾太郎さんへの手紙」
...併し撞き放されて...
カミイユ・ルモンニエエ Camille Lemonnier 森林太郎訳 「聖ニコラウスの夜」
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