...撞木杖で小舟をおさえて...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「雪の女王」
...豆府屋の唐人笠が間近くその鼻を撞(つ)かんとしたからである...
泉鏡花 「薄紅梅」
...同一の原因が相撞着する結果を生じて而も論理に戻らない...
レミ・ドゥ・グルモン Remy de Gourmont 上田敏訳 「落葉」
...趣味は狩猟、撞球...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...撞球場での初めての印象を想像してみても運命のプログラムには...
徳田秋声 「仮装人物」
...而もこの対立撞着が極めて組織的な構造を有っているのである...
戸坂潤 「日本文化の特殊性」
...天井も壁も真白な広い撞球場の中に飛び込むと...
豊島与志雄 「阿亀」
...本所の鐘撞堂(かねつきどう)で相模屋(さがみや)というんだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...そっとここの長屋へ隠してくれた鐘撞堂(かねつきどう)の親方の親切のことも...
中里介山 「大菩薩峠」
...七つか八つ撞いたとき...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...撞木(しゆもく)飛び...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...鐘撞(つ)きは前の響の大きく殘るうちは...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...恐怖と激動に早鐘を撞く胸を細々と掻い抱くのでした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...破(わ)れよとぞ撞きたりける...
南方熊楠 「十二支考」
...早鐘を撞(つ)くように乱れ撃ち初めた……呼吸が...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...備えつけの撞木(しゅもく)でたたく...
吉川英治 「剣の四君子」
...これを持て」「よしきたッ」知恩院(ちおんいん)の大梵鐘(だいぼんしょう)でも撞(つ)くように...
吉川英治 「神州天馬侠」
...すべての自家撞着(じかどうちゃく)から脱却して...
吉川英治 「新書太閤記」
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