例文・使い方一覧でみる「撓」の意味


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...且つ其のづぶ濡の色を一息に一息に熟とめながら...   且つ其のづぶ濡の色を一息に一息に熟と撓めながらの読み方
泉鏡花 「遺稿」

...その上を(しな)った指で一のし伸して...   その上を撓った指で一のし伸しての読み方
泉鏡花 「薄紅梅」

...手首の関節が完全に柔らかく自由な屈性(くっとうせい)を備えていて...   手首の関節が完全に柔らかく自由な屈撓性を備えていての読み方
寺田寅彦 「「手首」の問題」

...人に不な勇気を与えると共に...   人に不撓な勇気を与えると共にの読み方
豊島与志雄 「生活について」

...この老人のうちには堅忍不(ふとう)な人物を思わせるものがあった...   この老人のうちには堅忍不撓な人物を思わせるものがあったの読み方
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」

...不屈不の遍歴のはじまりになったのだが...   不屈不撓の遍歴のはじまりになったのだがの読み方
久生十蘭 「悪の花束」

...(しな)ったような長い睫毛がほんのりと眼に深みをつけている...   撓ったような長い睫毛がほんのりと眼に深みをつけているの読み方
久生十蘭 「生霊」

...そのを見てゐると影の形に添ふ様に之を造らせた手枕の形が現はれる...   その撓を見てゐると影の形に添ふ様に之を造らせた手枕の形が現はれるの読み方
平野萬里 「晶子鑑賞」

...私の趣味を元來の傾向から(たわ)め...   私の趣味を元來の傾向から撓めの読み方
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」

...僅(わず)かばかりその枝を引き(たわ)めると...   僅かばかりその枝を引き撓めるとの読み方
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」

...雪で(しな)った枝葉のあいだから...   雪で撓った枝葉のあいだからの読み方
山本周五郎 「樅ノ木は残った」

...雪に折れない竹の(たわ)みも強さだ...   雪に折れない竹の撓みも強さだの読み方
山本周五郎 「樅ノ木は残った」

...め正すなんてことは...   撓め正すなんてことはの読み方
吉川英治 「折々の記」

...その刀(しない)撃ちの音が...   その撓刀撃ちの音がの読み方
吉川英治 「剣難女難」

...山中鹿之介幸盛の不不屈(ふとうふくつ)を想うて...   山中鹿之介幸盛の不撓不屈を想うての読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...刀を抜いて(た)めていた...   刀を抜いて撓めていたの読み方
吉川英治 「※[#「さんずい+鼾のへん」、第4水準2-79-37]かみ浪人」

...(た)めていた敵は...   撓めていた敵はの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

...時雨降る野口の簗の小屋に籠り落ち来る鮎を待てばさびしきたそがれの小暗き闇に時雨降り簗にしらじら落つる鮎おほし簗の簀の古りてあやふしわがあたり鮎しらじらととび跳りつつかきみ白う光りて流れ落つる浪より飛びて跳ぬる鮎これおほきなる鯉落ちたりとおらび寄る時雨降るなかの簗の篝火翌朝は三人に別れて雨の中を船津町へ向った...   時雨降る野口の簗の小屋に籠り落ち来る鮎を待てばさびしきたそがれの小暗き闇に時雨降り簗にしらじら落つる鮎おほし簗の簀の古りてあやふしわがあたり鮎しらじらととび跳りつつかき撓み白う光りて流れ落つる浪より飛びて跳ぬる鮎これおほきなる鯉落ちたりとおらび寄る時雨降るなかの簗の篝火翌朝は三人に別れて雨の中を船津町へ向ったの読み方
若山牧水 「みなかみ紀行」

「撓」の読みかた

「撓」の書き方・書き順

いろんなフォントで「撓」

「撓」の英語の意味

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