例文・使い方一覧でみる「撓」の意味


スポンサーリンク

...その歌は不の氣力を題とせんといひき...   その歌は不撓の氣力を題とせんといひきの読み方
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」

...我と我が(ひる)む心を嘲つた...   我と我が撓む心を嘲つたの読み方
石川啄木 「鳥影」

...鋭意不の気風を養成するに最も適したるものにして...   鋭意不撓の気風を養成するに最も適したるものにしての読み方
井上円了 「欧米各国 政教日記」

...脚をませ、首を垂らして...   脚を撓ませ、首を垂らしての読み方
ジョージ・オーウェル George Orwell The Creative CAT 訳 「象を撃つ」

...佐助は鯛のあら煮(に)の身をむしること蟹蝦(かにえび)等の殻(から)を剥(は)ぐことが上手(じょうず)になり鮎(あゆ)などは姿を崩(くず)さずに尾の所から骨を綺麗(きれい)に抜(ぬ)き取った〕頭髪(とうはつ)もまた非常に多量で真綿のごとく柔くふわふわしていた手は華車(きゃしゃ)で掌がよく(しな)い絃を扱うせいか指先に力があり平手で頬を撲(う)たれると相当に痛かった...   佐助は鯛のあら煮の身をむしること蟹蝦等の殻を剥ぐことが上手になり鮎などは姿を崩さずに尾の所から骨を綺麗に抜き取った〕頭髪もまた非常に多量で真綿のごとく柔くふわふわしていた手は華車で掌がよく撓い絃を扱うせいか指先に力があり平手で頬を撲たれると相当に痛かったの読み方
谷崎潤一郎 「春琴抄」

...折れにくい木はしなやかな小枝のようにみ伏し...   折れにくい木はしなやかな小枝のように撓み伏しの読み方
知里真志保 「アイヌ語のおもしろさ」

...ある学者の説では炭水素連鎖の屈性(くっとうせい)...   ある学者の説では炭水素連鎖の屈撓性の読み方
寺田寅彦 「鐘に釁る」

...しかりといえどもこれがためにごうも志を屈(くっとう)すべからず...   しかりといえどもこれがためにごうも志を屈撓すべからずの読み方
徳富蘇峰 「将来の日本」

...彼の背骨もむ...   彼の背骨も撓むの読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...しかし彼はいかなるものの前にも退かず(たゆ)まなかった...   しかし彼はいかなるものの前にも退かず撓まなかったの読み方
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」

...二人の槍(やり)の穂先が(しわ)って馬と馬の鼻頭(はなづら)が合うとき...   二人の槍の穂先が撓って馬と馬の鼻頭が合うときの読み方
夏目漱石 「幻影の盾」

...細い梢(こずえ)の先まで雪を附けて(しな)っていた...   細い梢の先まで雪を附けて撓っていたの読み方
本庄陸男 「石狩川」

...これを屈(とうくつ)すれば...   これを撓屈すればの読み方
箕作秋坪 「教育談」

...また往々にして決意の(たわ)むことを免れなかった...   また往々にして決意の撓むことを免れなかったの読み方
柳田國男 「地名の研究」

...雪に折れない竹の(たわ)みも強さだ...   雪に折れない竹の撓みも強さだの読み方
山本周五郎 「樅ノ木は残った」

...不屈不(ふくつふとう)の意力とを養い得て来たかというような事すら知らない...   不屈不撓の意力とを養い得て来たかというような事すら知らないの読み方
夢野久作 「近世快人伝」

...ヴェルダンの火の中へ行きます……喜んで……アイタッ……アタアタアタアタアタッ」月光に濡れた工兵中尉の剣光がビィヨンビィヨンと空間に(しな)った...   ヴェルダンの火の中へ行きます……喜んで……アイタッ……アタアタアタアタアタッ」月光に濡れた工兵中尉の剣光がビィヨンビィヨンと空間に撓ったの読み方
夢野久作 「戦場」

...刀を抜いて(た)めていた...   刀を抜いて撓めていたの読み方
吉川英治 「※[#「さんずい+鼾のへん」、第4水準2-79-37]かみ浪人」

「撓」の読みかた

「撓」の書き方・書き順

いろんなフォントで「撓」

「撓」の英語の意味

「撓なんとか」といえば?   「なんとか撓」の一覧  


ランダム例文:
澗谷   根所   国常立神  

【保存版】AI画像生成の日本語文字化けを直す方法!初心者でも使える無料ツール

便利!手書き漢字入力検索

この漢字は何でしょう?

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
記念日   違和感   注目株  

スポンサーリンク

トップへ戻る