...四季絶える事のない忙(いそが)しい漁撈(ぎょろう)の仕事にたずさわりながら...
有島武郎 「生まれいずる悩み」
...即ち「夷舞はし」は人形操に依つて生れた漁撈農耕の豐饒を祈る祝祭的行事であるが故に...
竹内勝太郎 「淡路人形座訪問」
...今のアイヌ語で狩猟或いは漁撈に於ける部落世襲の縄張りを意味する...
知里真志保 「アイヌ宗教成立の史的背景」
...海底撈月(ハイチイラオイエ)とか...
南部修太郎 「麻雀を語る」
...(1)狩猟、戦争、漁撈、漕舟(狩猟民族、遊牧者)、動物の生活及び習慣...
平林初之輔 「文学方法論」
...主として狩猟と漁撈によって生活しているものと考えてよい1)...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...漁撈から得られる食料は...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...そして一般に自然のままで与えられる食物収獲として最も豊富な漁撈も...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...狩猟民族や漁撈民族が一つでも残っているとは考えられない...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...彼らの漁撈はその主人のためのものであり...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...天狗(てんぐ)にでも撈(さら)われるように思い...
森鴎外 「雁」
...をりをりその側にあるブリキの罐(くわん)から散蓮華(ちりれんげ)で蚤取粉(のみとりこ)を撈(すく)ひ出して...
森鴎外 「金貨」
...一番美しい女を撈うものもある...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...11830それをすばしこく掻(か)っ撈(さら)って行きやがったな...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...農耕漁撈(ぎょろう)の生産面は言うに及ばず...
柳田国男 「海上の道」
...手ずから撈(すく)い捕(と)られたものばかりというのに...
柳田国男 「海上の道」
...漁撈者及びこの職業に従事する者の利潤もまた倍加したに相違なく...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...山地は狩猟によって得られる猪油、鹿角、鳥羽の類を産出し、海岸地方は塩の製造、魚貝の漁撈、海藻の採集などに非常に有力な副業を持った...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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