...丈夫なスキーを携え...
石川欣一 「山を思う」
...携へ出たものの中に十五册千五百頁のノートがありました...
石川三四郎 「浪」
...本当に日支の新しい提携の方針を確立すればそれでよろしいということは...
石原莞爾 「最終戦争論」
...携えたる提灯(ちょうちん)ふと消ゆるとひとしく...
井上円了 「おばけの正体」
...沼南と仕事を侶(とも)にした提携者や門下生的関係ある昵近(じっきん)者さえが「復たユックリ来給え」で碌々(ろくろく)用談も済まない中(うち)に撃退されてブツクサいうのは珍らしくなかった...
内田魯庵 「三十年前の島田沼南」
...鞄の形にして携帯できるようになっている...
海野十三 「三十年後の世界」
...「里老の傳説に往昔(むかし)西宮に百太夫と言(いふ)もの木偶(にんぎやう)を携へ淡路に來り...
竹内勝太郎 「淡路人形座訪問」
...二人相携へて箱根へゆく...
種田山頭火 「行乞記」
...折角連携の気運にあった政民の関係を再び対立に陥れたばかりではなく...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...若し聴かれずむば提携を謝絶して内閣に反対するの決意を示したりと...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...洋人遊歩する時多くは杖を携う...
永井荷風 「偏奇館漫録」
...小判三万両を携えて...
野村胡堂 「胡堂百話」
...という報告を携えてフランツを監督のところへやることを...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...その主義宣傳の運動に携はつた者は...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...そういう運動に携っている婦人たちに対して...
宮本百合子 「合図の旗」
...相携えて荊州を攻め取るばかり」「妙変...
吉川英治 「三国志」
...自分の携えている山芋(やまいも)の苞(つと)へ入れ代えてくれた...
吉川英治 「源頼朝」
...多量の金銀や土産物を携え...
和辻哲郎 「鎖国」
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