...丈夫なスキーを携え...
石川欣一 「山を思う」
...提灯(ちょうちん)を携えなければ歩くことができぬ...
井上円了 「おばけの正体」
...自分が背負っている携帯無電機のスイッチを入れると...
海野十三 「二、〇〇〇年戦争」
...手(て)に龕燈(がんどう)を携(たつさ)へて居(ゐ)た...
江見水蔭 「探檢實記 地中の秘密」
...今度は碧梧桐君と相携えて再び京都に出た...
高浜虚子 「子規居士と余」
...ブラウンは問題の小型の金製(きんせい)の本をしっかと携えていた...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「作男・ゴーの名誉」
... 385武器を携へ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...どうせ死ぬのならば死を以て対抗する」「地主側を擁護する暴力団と争議団の衝突――××日朝争議団は決議文を携え地主の家へ押しかけんとして路上警官と小競合を演じそのとき何者か警鐘を乱打したので消防組が出動しあわや一騒動起らんとしたが――...
戸田豊子 「歩む」
...午後写真機を携へ丸の内を歩む...
断膓亭日記巻之四大正九年歳次庚申 「断腸亭日乗」
...そこでこのたびは道庵先生と仙公とが相提携して...
中里介山 「大菩薩峠」
...村田とが相携(あいたずさ)えて...
中里介山 「大菩薩峠」
...主人の癖として寝る時は必ず横文字の小本(こほん)を書斎から携(たずさ)えて来る...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...武士は自ら携えてきた床几を据えて...
牧野信一 「籔のほとり」
...一家相携えて高処に登り菊花酒を酌み...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...または小さな酒徳利(さかどっくり)の携帯用のもの...
柳田国男 「海上の道」
...一人では果し得ない色々の事業に携わっていた...
柳田国男 「海上の道」
...ただその習俗を携えつつ...
柳田国男 「雪国の春」
...それにも拘(かかわ)らずいまでは南京(ナンキン)と広東の提携説さえつたわるに至った...
吉行エイスケ 「地図に出てくる男女」
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