例文・使い方一覧でみる「搴」の意味


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...將(しやう)を斬(き)り旗(はた)を(と)るは...   將を斬り旗を搴るはの読み方
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」

...出門日已遠(しゆつもんひすでにとほし)不受徒旅欺(うけずとりよのあざむくを)骨肉恩豈断(こつにくのおんあにたたんや)手中挑青糸(しゆちゆうせいしをとる)捷下万仞岡俯身試旗これは更にずつと古い杜甫(とほ)の「前出塞(ぜんしゆつさい)」の詩の結末――ではない一首である...   出門日已遠不受徒旅欺骨肉恩豈断手中挑青糸捷下万仞岡俯身試搴旗これは更にずつと古い杜甫の「前出塞」の詩の結末――ではない一首であるの読み方
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」

...しんなりした手で簾(すだれ)を(あ)げて...   しんなりした手で簾を搴げての読み方
田中貢太郎 「阿宝」

...王建の詞に盤巾結帶分兩邊と云ひ周復俊の咏に翠帶雙飃翠葉と云ひ元の道士馬臻は繍帶斜飛亭際柳と云ひ明の蔡羽は葡萄結束相思帶と云ふのはこれだ...   王建の詞に盤巾結帶分兩邊と云ひ周復俊の咏に翠帶雙飃翠葉搴と云ひ元の道士馬臻は繍帶斜飛亭際柳と云ひ明の蔡羽は葡萄結束相思帶と云ふのはこれだの読み方
原勝郎 「鞦韆考」

...この時権十郎の紀伊国屋文左衛門が暖簾を(かか)げて出る...   この時権十郎の紀伊国屋文左衛門が暖簾を搴げて出るの読み方
森鴎外 「細木香以」

...衣(い)を(かか)げて尻(しり)を露(あらわ)したそうである...   衣を搴げて尻を露したそうであるの読み方
森鴎外 「渋江抽斎」

...未だかつて(かか)げられたことのない秘密の垂衣(たれぎぬ)の背後に一つ一つの奇蹟が己達の窺うのを待っている...   未だかつて搴げられたことのない秘密の垂衣の背後に一つ一つの奇蹟が己達の窺うのを待っているの読み方
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」

...(手にて寝台の帷の一ひらを(かか)ぐ...   ぐの読み方
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」

...メフィストフェレスが手に帷を(かか)げて顧みるとき...   メフィストフェレスが手に帷を搴げて顧みるときの読み方
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」

...混合ふ見物人に交りながら裾を(から)げて登る厭な気持の後(あと)で...   混合ふ見物人に交りながら裾を搴げて登る厭な気持の後での読み方
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」

「搴」の読みかた

「搴」の書き方・書き順

いろんなフォントで「搴」


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