...「また榲(マルメロ)が落ちなければ好(い)いが...
芥川龍之介 「将軍」
...エチオピアの料理人が榲(マルメロ)を蜜の中へ入れて貯へる方法を叙述しようとした...
アナトール・フランス Anatole France 芥川龍之介訳 「バルタザアル」
...またその身に蘿(こけ)また檜榲(ひすぎ)生ひ...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...尾張の相津一なる二俣榲(ふたまたすぎ)を二俣小舟(ふたまたをぶね)に作りて...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...故人小杉榲邨(すぎむら)博士の遺族から売りに出した正倉院の御物(ぎよぶつ)が世間を騒がせてゐるが...
薄田泣菫 「青磁の皿」
...青磁の皿3・14故人小杉榲邨(すぎむら)博士の遺族から売りに出した正倉院の御物(ぎよぶつ)が世間を騒がせてゐるが...
薄田泣菫 「茶話」
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武田祐吉 「古事記」
...棗(なつめ)や榲(まるめろ)を與(く)れいと呼(よ)んでゐます...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...「またその身に蘿(こけ)また檜榲(ひすぎ)生(お)い」というのは熔岩流の表面の峨々(がが)たる起伏の形容とも見られなくはない...
寺田寅彦 「神話と地球物理学」
...床には小杉(こすぎ)榲邨(おんそん)の「淡きもの味はへよとの親こゝろ共にしのびて昔かたらふ」と書いた幅を掛けてある...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...街道は断続榲(まるめろ)の黄(き)な村...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...林檎朱(あけ)に榲(まるめろ)黄なる秋の日を岩木山下(いわきさんか)に君とかたらふあくる朝は早く板柳村を辞した...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...街道は斷續榲(まるめろ)の黄な村...
徳冨蘆花 「熊の足跡」
...林檎朱(あけ)に榲(まるめろ)黄なる秋の日を岩木山下(いはきさんか)に君とかたらふあくる朝は早く板柳(いたやな)村を辭した...
徳冨蘆花 「熊の足跡」
...木瓜(ぼけ)に似た花を付けている榲(クインス)...
野上豊一郎 「シェイクスピアの郷里」
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