例文・使い方一覧でみる「搦」の意味


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...わざとんだもののいい方をした...   わざと搦んだもののいい方をしたの読み方
海野十三 「地球を狙う者」

...大きく成ると藻にまれて...   大きく成ると藻に搦まれての読み方
江見水蔭 「死剣と生縄」

...こゝは結城氏の城の手也...   こゝは結城氏の城の搦手也の読み方
大町桂月 「白河の七日」

...というようなそれだけの意味のことを妙にひとなつこく(から)んで来るような口調で言った...   というようなそれだけの意味のことを妙にひとなつこく搦んで来るような口調で言ったの読み方
太宰治 「彼は昔の彼ならず」

...霧のために生き物の気は(から)められてしまっていた...   霧のために生き物の気は搦められてしまっていたの読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...追手手(おうてからめて)の二つの戦略を考えはじめました...   追手搦手の二つの戦略を考えはじめましたの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...直(すぐ)と足(あしがら)掛けて推倒(おしたお)して置いて...   直と足搦掛けて推倒して置いての読み方
二葉亭四迷 「平凡」

...手(からめて)は一歩先に進んで西裏口を固めた...   搦手は一歩先に進んで西裏口を固めたの読み方
森鴎外 「大塩平八郎」

...遠戸と近戸は近世の語でいえば大手と手(からめて)であって...   遠戸と近戸は近世の語でいえば大手と搦手であっての読み方
柳田國男 「名字の話」

...その中(うち)に何やらナイフの刃(は)に(から)まるものがあります...   その中に何やらナイフの刃に搦まるものがありますの読み方
夢の久作(夢野久作) 「人間腸詰」

...巴城(はじょう)の手の上から巴郡の西へ出る間道(かんどう)がありました...   巴城の搦手の上から巴郡の西へ出る間道がありましたの読み方
吉川英治 「三国志」

...手(からめて)は谷あり山あり深林ありして鳥も翔(か)け難いほどな地相である...   搦手は谷あり山あり深林ありして鳥も翔け難いほどな地相であるの読み方
吉川英治 「三国志」

...先頃からうかがうに北門の手(からめて)は...   先頃からうかがうに北門の搦手はの読み方
吉川英治 「三国志」

...したがここも手(からめて)の要所だ...   したがここも搦手の要所だの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...あッ――と大地へ(から)めたおされたようす...   あッ――と大地へ搦めたおされたようすの読み方
吉川英治 「神州天馬侠」

...遠く稲葉山城の手(からめて)まで...   遠く稲葉山城の搦手までの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...手(からめて)の一門から...   搦手の一門からの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...黒々と手(からめて)から市外を遠く迂回して...   黒々と搦手から市外を遠く迂回しての読み方
吉川英治 「新書太閤記」

「搦」の読みかた

「搦」の書き方・書き順

いろんなフォントで「搦」

「搦」の英語の意味


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節約的   失敗する   蝋石  

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