「搖」の意味
揺れる、動揺する
小説での「搖」の使い方
...凡ての人を醉はさないでは置かぬやうに船は停つたまゝかしぎ搖れる...
有島武郎 「潮霧」
...劇(はげ)しくゆすり搖(うご)かし...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...その調はかの笛ふきが笛にあはせし搖籃の曲に似たり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...雀躍(こをどり)する樣に身體を搖がして...
石川啄木 「菊池君」
...遂にその社會主義を棄てて宗教的生活に入るに至つたまでの――思想の動搖を一篇の骨子としてゐる上に於て...
石川啄木 「小説「墓場」に現れたる著者木下氏の思想と平民社一派の消息」
...其處へ幸徳が遣つて來て徐々彼の頭が動搖くと共に三四ヶ月の間に到頭日本人青年間にも過激な色彩を帶ぶる一團體が出來上つて仕舞つた...
石川啄木 「日本無政府主義者陰謀事件經過及び附帶現象」
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内田魯庵 「二葉亭余談」
...しろがねの被衣(かづき)も搖(ゆら)に...
薄田淳介 「白羊宮」
...9.子供が氣が狂つたやうに搖籃の中でわめいてゐるのに...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...持ち給へる珠數震ひ搖(ゆら)ぎてさら/\と音するに瀧口首(かうべ)を擡(もた)げて...
高山樗牛 「瀧口入道」
...がた/\搖れながら進んで來ると...
永井荷風 「新歸朝者日記」
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中島敦 「河馬」
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長塚節 「長塚節歌集 上」
...腿立ちの蹈みの搖すりに...
長塚節 「長塚節歌集 中」
...彼は肥つた體を搖す振つて豪傑笑ひをしながら...
南部修太郎 「霧の夜に」
...淺田屋は貧乏搖ぎもしないだらうよ」と平次...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...それは格鬪か何んかしてゐるやうに、無氣味に、搖れ動いてゐた...
堀辰雄 「燃ゆる頬」
...さうして身を搖り動かして疲れた後は...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
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