...雲にまかれてガソリンを損するばかりだ...
海野十三 「怪塔王」
...破損するようなことがあっては安全を期することは出来ない...
大阪圭吉 「坑鬼」
...たちまち破損する内地製の学校用理科器械にくらべると実に雲泥の差で...
丘浅次郎 「教育と迷信」
......
種田山頭火 「行乞記」
...しかして今や人を損するは己れを利するにあらず...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...損するのは私達ばかりですよ...
豊島与志雄 「白日夢」
...田園の風致を毀損するやうに思はれて腹が立つて来るのでした...
永井荷風 「畦道」
...互に接觸して毀損する虞があるから...
長岡半太郎 「大阪といふところ」
...それ以上に現実味を損するという欠点がともなう...
平林初之輔 「私の要求する探偵小説」
...損するみたいな気持...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...墜落の為にそれが破損することを何よりも怕れ...
牧野信一 「山峡の凧」
...ちょっと損するところがある...
牧野富太郎 「植物記」
...その路に処々大木の皮摩損するものあり...
南方熊楠 「十二支考」
...また食味をも損するばかりでなく...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...話したって損するだけだと思うんだ...
横光利一 「旅愁」
...……察するに、佐久間、滝川などの部将たちは、信長から援(たす)けに赴いても、兵を損するな、好んで戦うなと、内々いいふくめられて来たものと思われる」「それもあてにはすまい...
吉川英治 「新書太閤記」
...あわてて損するな...
吉川英治 「新書太閤記」
...兵を損することを恐れて...
和辻哲郎 「鎖国」
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