...偉人の不幸によってその友人たちがどんなに動揺するかを目(ま)のあたりに見たことのある人だけであろう...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「幽霊花婿」
...電車の動揺するのにつれて...
芥川龍之介 「妖婆」
...始終動揺するので石で車輪に歯止めをして...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...動揺する水のためで...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...あれは人心動揺する時に始るもののようだが...
高村光太郎 「回想録」
...立ってもいられぬくらい動揺する...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...それ故此の変更によってカントに基く認識論は少しも動揺するものではない...
戸坂潤 「カントと現代の科学」
...批評がこの枢軸の周りを動揺することは避け難い...
戸坂潤 「クリティシズムと認識論との関係」
...鯨舟はこっぱのように動揺する...
中里介山 「大菩薩峠」
...何といってもいまさら動揺することはすなわち狼狽(ろうばい)することである...
中里介山 「大菩薩峠」
...湖も、波も、人も、舟も、すべて穏かであるのに、漕ぎ手だけが突変して荒っぽいものになってしまい、船頭かわいやおんどの瀬戸でこらさ一丈五尺の櫓がしわるさっさ、押せ押せ下関までもさっさ、押せ押せさっさ、押せ押せそのたびに、櫓拍子が荒れるし、舟が動揺する...
中里介山 「大菩薩峠」
...酔っぱらいのように動揺する...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...その磨(みが)き澄ました日本刀のような寒風が揺するのだった...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...どんな人を見ても心の動揺することなどはなかったはずである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...甲斐は少なからず気持が動揺するのを感じた...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...それでも塩野は動揺する中でまだカメラのシャッタを切っているらしかった...
横光利一 「旅愁」
...わが繍(ぬ)ふ罌粟(けし)の「夢」にさへ花をば揺する風に似て...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...人目を避けて恋人とかくれに入るような秘密と似たものが五十過ぎた男の胸をそっと揺する...
吉川英治 「源頼朝」
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