...彼等の普遍的自我の實現を援けなければならない...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...組み敷かれた役人を援けてくれた...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...そこの反乱を援けるために...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...運命彼を導きてトロイア軍を援けしむ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...文化己巳來航和蘭人ヤンコツクブロムホフ其國語に通ずるに因て我譯家肇て彼言詞習得するを得たり辛未の春諳厄利亞興學小筌を譯述し我黨小子に援け外警に備ふ幸に九月言語集成譯編の命あり於斯彼言詞を纂集し旁和蘭陀佛蘭西の語に參考飜譯して遂に皇國の俗言に歸會して是に配するに漢字を以てす」云々...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...キヨに援けられて立上り...
豊島与志雄 「浅間噴火口」
...彼を崖上に援け上げた...
豊島与志雄 「化生のもの」
...援け起そうとする山田の肱を横腹に受けて...
豊島与志雄 「春盲」
...館友は、ともに援けて、救援におもむき、呼応しなければならない...
中井正一 「図書館法ついに通過せり」
...番頭の仲左衞門を援けて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...用事は?」八五郎が援け起すと...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...佛の力でおれを援けてくれんべとおれはさう思つてたんが...
水野仙子 「醉ひたる商人」
...おせんが援け起こそうとしたとき...
山本周五郎 「柳橋物語」
...お互ひに援けあひ...
吉川英治 「折々の記」
...そしていよいよ、敵の急追(きゅうつい)迫るや、ふたたび密かに城を脱して、兵庫の浜から船で海上へ逃げ、毛利家の水軍に投じて、援けを乞うた...
吉川英治 「黒田如水」
...予の苦戦を援けていたが...
吉川英治 「三国志」
...予は劉備を援けて...
吉川英治 「三国志」
...意外な援けが入ってきた...
吉川英治 「私本太平記」
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