...呻めく同僚援けあげ軍船さして引きかへす...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...キヨに援けられて立上り...
豊島与志雄 「浅間噴火口」
...わたくしが驚いて援け起しますと...
豊島与志雄 「花子の陳述」
...門人達は、低く、経文を誦して、師の呪法を援け、玄白斎は、右手に、杓を、左手に、金剛杵(しょ)を執って、瞑目しつつ、無我無心――自ら、日輪中に、結跏趺坐して、円光を放ち、十方の諸仏、悉く白色となって、身中に入る、という境地で入りかけた...
直木三十五 「南国太平記」
...館友は、ともに援けて、救援におもむき、呼応しなければならない...
中井正一 「図書館法ついに通過せり」
...及ばず乍(なが)ら御援け申した所...
中島敦 「盈虚」
...それを援けられる皇后陛下とのお姿を...
中谷宇吉郎 「雪今昔物語」
...番頭の仲左衞門を援けて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...用事は?」八五郎が援け起すと...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...正兵衞と二人でお互に援け援けられ...
水野仙子 「醉ひたる商人」
...援けにおいでなさい」と...
吉川英治 「三国志」
...援けるとしようぞ」と...
吉川英治 「三国志」
...彼が敗色濃きおりを見て援けよ」と命じ...
吉川英治 「三国志」
...すぐ陳倉(ちんそう)城へ援けに向わせた...
吉川英治 「三国志」
...魏延が第二陣から援けたからではないか...
吉川英治 「三国志」
...意外な援けが入ってきた...
吉川英治 「私本太平記」
...もちろんそれを援けていた...
吉川英治 「私本太平記」
...いかに斎藤方を援けたか...
吉川英治 「新書太閤記」
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