...太く堅き葉にて援けたり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...トロイア軍を援け行き...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...當時の海防係を援けていろいろと活動したことは疑ひないところである...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...看護婦に援け起されて...
豊島与志雄 「古木」
...雪委員会の第一回の総会は、一九三三年にリスボン市で開かれ、チャーチ博士を委員長とし、他に瑞西(スイス)のマーカントン教授及びイタリアのエレディア教授が顧問として、これを援けた...
中谷宇吉郎 「国際雪氷委員会のことなど」
...泉石は終始利位を援けて...
中谷宇吉郎 「『雪華図説』の研究後日譚」
...私に援けられて、そっと席を起った婦人が、運動場に出ると、あわてて厚いヴェールをおろして、美しかるべき顔を隠してしまったのは何んとしたことでしょう...
野村胡堂 「法悦クラブ」
...政黨の孰れを捨てず又孰れをも援けず...
福沢諭吉 「帝室論」
...コルマック・コンリナスは再びコノール及びレッド・ブランチ党を援けるために帰国しようと決心したのであったが...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「ウスナの家」
...援けにおいでなさい」と...
吉川英治 「三国志」
...容易に蜀を援けんとはおっしゃらない...
吉川英治 「三国志」
...ただちに援けられたほうがよろしいと思います」と...
吉川英治 「三国志」
...高翔軍の側面からの援けもあって...
吉川英治 「三国志」
...意外な援けが入ってきた...
吉川英治 「私本太平記」
...もちろんそれを援けていた...
吉川英治 「私本太平記」
...中国にある秀吉を側面から援けるふくみをもって...
吉川英治 「新書太閤記」
...援けに来るいとまもなかった...
吉川英治 「新書太閤記」
...と振(ふりもが)いて肯(き)かない爺やを無理に肩に援けて...
吉川英治 「日本名婦伝」
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