...援に赴いた譯であります...
石川三四郎 「浪」
...天を仰ぎて悲しめる子に救援を與ふべく...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...呻めく同僚援けあげ軍船さして引きかへす...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...譽れの高き援軍の中に進みてアキリュウス・ペーレーデースの燦爛の武具を穿てる姿見せ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...極めて日本的な条件を援用したテクノクラシーだと批評されても...
戸坂潤 「読書法」
...以て一種の任侠的援助を侯に與へたりと雖も...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...更生後の援助の途を考えて上げるもよかろう...
永井隆 「この子を残して」
...親類の人一人の援助だけで経営されている...
中谷宇吉郎 「コロラド通信」
...その點に就き搜査の御援助を戴きたい次第で‥‥」「さやうさ...
南部修太郎 「死の接吻」
...みな他の都市から応援に来たものばかりで...
原民喜 「夏の花」
...安一郎のパアトナーのほうは救援隊をだすのだろうが...
久生十蘭 「一の倉沢」
...時々声援してくれる位で」「ほんと? 何かひっぱり出して...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...ひたすら運命の援助を信じたればこそ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...孤独無援自分の力と技によつて...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...然し、人間の美――文化への貢獻、周圍への救援、弱い骨肉への扶養――と云ふやうな涙ぐましい善事も金がする...
吉川英治 「折々の記」
...それともあらぬ蔭(かげ)の御援助には...
吉川英治 「新書太閤記」
...……この上は李応どのの援助を待たず...
吉川英治 「新・水滸伝」
...やんやの声援である...
吉川英治 「新・水滸伝」
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