...揚屋で天ぷらを食べるのが好きです...
...雨の日は揚屋でカキフライを食べよう...
...揚屋で食べた春巻きが美味しかった...
...揚屋で働くアルバイトを募集しています...
...揚屋で初めて天丼を食べたとき感動した...
...揚屋の送り迎えに八文字を踏んで祇園街を練り歩いていたそのころ廓の者が太夫を尊敬して呼び習わした通称を今でもなお口にして太夫(こったい)といっているのであった...
近松秋江 「霜凍る宵」
...五十年輩の三味線弾(しゃみせんひ)きを一週に何度か日を決めて家へ迎え「揚屋(あげや)」だの「壺坂(つぼさか)」だの「千代萩(せんだいはぎ)」に「日吉丸(ひよしまる)」など数段をあげており...
徳田秋声 「縮図」
...鷹司の臣小林民部権太輔両人遠島の命にて揚屋(あがりや)預け...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...堀江は今に東口揚屋に在(あ)り(この人の事は追々高杉へも申し遣わし候...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...西奥揚屋にて余と同居す...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...東奥揚屋にあり、その子速水、余と西奥に同居す...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...太夫が館と揚屋を歩くだけのこと...
中里介山 「大菩薩峠」
...そのほかにもだいぶ収入(みいり)がおありなさるようで、茶屋や揚屋で、あのお仲間がお使いなさるのは大したもの、景気が素敵(すてき)によいのでございます」「うむ――そうかね」話はここで途切れて、どこかの寺院(てら)の鐘が鳴る...
中里介山 「大菩薩峠」
...余は今夜の家が揚屋といふものであつたことや夜の淺いにも拘らず土地柄にも似合はずしんとして居たことの不審なことや...
長塚節 「菜の花」
...むむ美登利さんはな今の先己れの家の前を通つて揚屋町(あげやまち)の刎橋(はねばし)から這入(はい)つて行(いつ)た...
樋口一葉 「たけくらべ」
...藤波は脱兎のように揚屋から飛びだして行った...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...揚屋(あがりや)とよぶ板囲いの内に...
吉川英治 「私本太平記」
...わけて一軒すばらしい大籬(おおまがき)の揚屋(あげや)に...
吉川英治 「新・水滸伝」
...すぐ伝えておけ」湯殿の次の揚屋(あげや)に腰打ちかけたまま...
吉川英治 「茶漬三略」
...揚屋入(あがりやい)りとあいなった...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...どこかの揚屋(あげや)で遊びぬいた挙句(あげく)に違いない...
吉川英治 「宮本武蔵」
...東口揚屋(あがりや)に居る水戸の郷士堀江克之助...
吉田松陰 「留魂録」
...東奥揚屋にあり...
吉田松陰 「留魂録」
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