...君の父上は船の艫(とも)に漁獲を知らせる旗を揚げる...
有島武郎 「生まれいずる悩み」
...随(したが)って尾などは絶対につけずに揚げるいわゆる坊主凧(ぼうずだこ)であった...
淡島寒月 「凧の話」
...上げ下げして水を揚げる長い柄を天秤棒の代りとして肩にかつぎ...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...「奴らはとても大砲を陸に揚げることは出来ません...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...玉ねぎを揚げる臭(にお)いが中庭までぷんぷんして――とこれがいつもきまって...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「イオーヌィチ」
...玉ねぎを揚げるにおいが漂って来た...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「イオーヌィチ」
...そうして聞くに堪えない罵詈讒謗(ばりざんぼう)を加えては哄(どっ)と鬨(とき)の声を揚げる有様は...
中里介山 「大菩薩峠」
...私が死ねるようにしてお殺し下さいまし」必死になって悲鳴を揚げれば揚げるほど...
中里介山 「大菩薩峠」
...右の密猟船の引揚作業を企(くわだ)てることとなったので――船全体を引揚げることができないとすれば...
中里介山 「大菩薩峠」
...ロンドンまで引き揚げるか...
野上豐一郎 「大戰脱出記」
...サア此方へ來るがいゝ」引揚げると縁側から見て居る赤井左門の前へ小腰を屈(かが)めました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その荷物を一つ殘らず纒(まと)めて引揚げるんだ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...そんな事を言ひ乍ら割り切れない心持で引揚げるのでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...それでは引揚げるとしようか」平次はこんなことで見切りをつけた様子ですが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...此處を引揚げることになつたのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...杵太郎さん」「ハイ」八五郎が離屋の方へ引き揚げると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...子供達の凧を揚げるのを手傳つて居ました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...のろしを揚げるのだ...
吉川英治 「新書太閤記」
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