例文・使い方一覧でみる「夏羽織」の意味


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...夏羽織を着た父の賢造(けんぞう)が...   夏羽織を着た父の賢造がの読み方
芥川龍之介 「お律と子等と」

...綻(ほころ)びの切れた夏羽織だのに気がついたものと見えて...   綻びの切れた夏羽織だのに気がついたものと見えての読み方
芥川龍之介 「妖婆」

...二人は夏羽織の肩を並べながら...   二人は夏羽織の肩を並べながらの読み方
芥川龍之介 「妖婆」

...夏羽織の肩を摺り合せて...   夏羽織の肩を摺り合せての読み方
芥川龍之介 「妖婆」

...吹きつけて痩(や)せたる人や夏羽織昭和十年六月二十八日 鎌倉俳句会...   吹きつけて痩せたる人や夏羽織昭和十年六月二十八日 鎌倉俳句会の読み方
高浜虚子 「五百句」

...白絣(しろがすり)に夏羽織をお召しになって診察にいらした...   白絣に夏羽織をお召しになって診察にいらしたの読み方
太宰治 「斜陽」

...夏羽織が一枚あった筈であるが...   夏羽織が一枚あった筈であるがの読み方
太宰治 「善蔵を思う」

...新調の夏羽織も袴(はかま)もしどろにぬれた...   新調の夏羽織も袴もしどろにぬれたの読み方
田山花袋 「田舎教師」

...縞(しま)の単衣(ひとえ)に古びた透綾(すきや)の夏羽織を着て...   縞の単衣に古びた透綾の夏羽織を着ての読み方
田山花袋 「田舎教師」

...浴衣の上に夏羽織など引かけて...   浴衣の上に夏羽織など引かけての読み方
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」

...その中にて小波先生は双子縞(ふたこじま)の単衣(ひとえ)に怪し気なる夏羽織(なつばおり)...   その中にて小波先生は双子縞の単衣に怪し気なる夏羽織の読み方
永井荷風 「桑中喜語」

...男はパナマらしい帽子を冠(かぶ)り紺地(こんじ)の浴衣(ゆかた)一枚、夏羽織も着ず、ステッキを携えている様子はさして老人とも見えなかったが、薄暗い電燈の灯影(ほかげ)にも口髯(くちひげ)の白さは目に立つほどであった...   男はパナマらしい帽子を冠り紺地の浴衣一枚、夏羽織も着ず、ステッキを携えている様子はさして老人とも見えなかったが、薄暗い電燈の灯影にも口髯の白さは目に立つほどであったの読み方
永井荷風 「つゆのあとさき」

...黒一ツ紋の夏羽織...   黒一ツ紋の夏羽織の読み方
永井荷風 「つゆのあとさき」

...久米君は手早く夏羽織(なつばおり)の裾(すそ)と袂(たもと)をからげるや否や身軽く鉄条綱の間をくぐって向(むこう)へ出てしまった...   久米君は手早く夏羽織の裾と袂をからげるや否や身軽く鉄条綱の間をくぐって向へ出てしまったの読み方
永井荷風 「日和下駄」

...紋付(もんつき)の夏羽織を着(き)た...   紋付の夏羽織を着たの読み方
夏目漱石 「それから」

...顔を洗つて会はうと急いで夜具をたたんでゐると啄木は赤く日に焼けたカンカン帽を手に持つて洗ひ晒しの浴衣(ゆかた)に色のさめかかつたよれよれの絹の黒つぽい夏羽織を着てはいつて来た...   顔を洗つて会はうと急いで夜具をたたんでゐると啄木は赤く日に焼けたカンカン帽を手に持つて洗ひ晒しの浴衣に色のさめかかつたよれよれの絹の黒つぽい夏羽織を着てはいつて来たの読み方
野口雨情 「札幌時代の石川啄木」

...内地でも朝夕は涼し過ぎて浴衣や夏羽織では見すぼらしくて仕方がない...   内地でも朝夕は涼し過ぎて浴衣や夏羽織では見すぼらしくて仕方がないの読み方
野口雨情 「札幌時代の石川啄木」

...夏羽織を氣にして居た親分の慧眼(けいがん)を...   夏羽織を氣にして居た親分の慧眼をの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

「夏羽織」の読みかた

「夏羽織」の書き方・書き順

いろんなフォントで「夏羽織」


ランダム例文:
酷工面   折衷案   天体  

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