...宗吾を揚ぐるものの爲に...
大町桂月 「宗吾靈堂」
...三 鯛の浦いよ/\房州を引揚ぐるに際し...
大町桂月 「北條より一ノ宮へ」
...トロイア軍の將帥と首領はやがて廣原の塵を揚ぐべく...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...奮ひて揚ぐる叫喚はアートレ,デースの耳に入る...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
... 605されど長槍柄は碎けトロイア軍は聲揚ぐる...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...炎々の焔を揚ぐる火の如し...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...源流(げんりう)すでに遠くして濁波(だくは)を揚ぐる末の世に無言の教宣りつゝも有情(うじやう)の涙誘へるか...
土井晩翠 「天地有情」
...世界に名を揚ぐるほどの學者になれ』と諭したのは翁であつた...
土井晩翠 「野口英世博士の生家を訪ひて」
...すなわち左表に揚ぐる計算はやや精細を得たるものなり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...君は君の先人の名を揚ぐるを喜ばざるか...
正岡子規 「読書弁」
...玄裳朱衣して戈(ほこ)を執り盾(たて)を揚ぐ...
南方熊楠 「十二支考」
...五の根あって地上へ支(ささ)え揚ぐる...
南方熊楠 「十二支考」
...管仲を論ずる一段中、「乃ち霸を稱せしめしと以爲へる哉」に至るまでは、管仲を抑へ、以下「豈に管仲の謂乎」に至るまでは、管仲を揚ぐ...
司馬遷 箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
...彼等が演技終了後華々しく町巡(まちまわ)りをなして帝国ホテルに引揚ぐべき花飾(はなかざり)自動車が十数台整列しおりしも...
夢野久作 「暗黒公使」
...母の胎を出(い)でて清く勇ましき初声(うぶごゑ)を揚ぐる児(こ)...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...茂山(しげやま)を経て引揚ぐるほどに...
吉川英治 「新書太閤記」
...競って家名を揚ぐる事であろう...
吉川英治 「源頼朝」
...東京へ引揚ぐるのはもともといやだし...
若山牧水 「樹木とその葉」
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