...揚々として登城した...
芥川龍之介 「煙管」
...何たる幸運! 我々は大きに意気揚々たるものであった...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...鷹狩の獲物ですよ」子供は雀を持って意気揚々と帰って行った...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「美人鷹匠」
...凱旋将軍ノ如ク意気揚々トシテイル...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...テルソン銀行は意気揚々と不便の極致になってしまっていた...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...揚々として戰場に進み出づるをイドメネー覘ひ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...意気揚々として言った...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...揚々たる目をしていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...意気揚々と引きあげて行った...
火野葦平 「花と龍」
...彼は意気揚々として...
火野葦平 「糞尿譚」
...意気揚々たる伊達姿で...
牧野信一 「写真に添えて」
...意気揚々と引きあげる段になると...
牧野信一 「老猾抄」
...「大工は棟梁仕上げを御覧(ろう)じませ」の落(さげ)といっしょに大へんな受け方をして揚々と下りてきた...
正岡容 「小説 圓朝」
...神主と一つ穴で言(ようげん)揚々として...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...いろんなリボンがついてるが黒いのは男のだろうと思ってそれを買ってかねて用意の海水着と共に一着し意気揚々と海岸に出た...
森於菟 「放心教授」
...それに反して、呂布は、ぞんぶんに残敵の剿滅(そうめつ)を行い、意気揚々、徐州へひきあげて、盛大なる凱旋祝賀会を催した...
吉川英治 「三国志」
...意気揚々と引きとったが...
吉川英治 「新書太閤記」
...お案じあるな」と、ばかり意気揚々、江(みず)を渡って、この日征途に立ってしまった...
吉川英治 「新・水滸伝」
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