...次に掲げる候補者表はゼライイドの結婚に志(こゝろざ)した後...
芥川龍之介 「結婚難並びに恋愛難」
...最高点を採つた答案は下に掲げる通りである...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...この二通の手紙をここに掲げることは興味無きことではあるまいと私には思われる...
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン Ludwig van Beethoven、フランツ・ゲルハルト・ヴェーゲラー Franz Gerhard Wegeler、エレオノーレ・フォン・ブロイニング Eleonore von Breuning、ロマン・ロラン Romain Rolland 片山敏彦訳 「ベートーヴェンの生涯」
...この句の写生であることを明白にするためにここに掲げるのであります...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...全文を掲げるのは煩わしいから省略するが...
谷崎潤一郎 「覚海上人天狗になる事」
...この社会で何かの職責を掲げるためには...
戸坂潤 「社会時評」
...プリテンションやプリンシプルを嘘にせよ本当にせよ看板に掲げる場合は...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...蒼空(そうくう)の壁上に一つの流星を掲げる...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...丸に立波の紋を掲げるはずはないのだから...
中里介山 「大菩薩峠」
...ここに掲げるのは煩(わずら)わしいことだが――情けないことには...
中里介山 「大菩薩峠」
...勤王方の一枚看板を掲げることができたというものである...
中里介山 「大菩薩峠」
...傷は深いし、水は呑んで居たし、引掲げると、唇(くちびる)を二三度動かしたつ切り、息が絶えた」「――」「ネ、親分、あつしは、あんな物凄いものを見たことがねえ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...これすなわち主観の掲げる観念(イデヤ)であって...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...今繁を厭(いと)わずしてこれを掲げると...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...なかなか面白いからまず原文を掲げる...
牧逸馬 「チャアリイは何処にいる」
...軍使の掲げる旗のやうに...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 森林太郎訳 「祭日」
...まちがっていたら正してもらうようになるべく多くの地名を掲げる...
柳田国男 「こども風土記」
...たゞ二三の例を掲げるに止める...
柳田國男 「祭禮名彙と其分類」
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