...最高点を採つた答案は下に掲げる通りである...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...今度掲げるだけに「大導寺信輔の半生」と言ふ題は相当しないのに違ひないが...
芥川龍之介 「大導寺信輔の半生」
...これから下(しも)に掲げるのはその時その友人が...
芥川龍之介 「毛利先生」
...これは『子規書簡集』にも洩れているものであるからここに全文を掲げる事にする...
高浜虚子 「子規居士と余」
...本当はの前に掲げるべきものである...
高見順 「死の淵より」
...自ら掲げる問題を解くことが出来ない...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...だが反ファシズム綱領を掲げる政党は決して社会大衆党だけではない...
戸坂潤 「社大党はファッショ化したか?」
...やがて二人の男がカーテンを掲げると...
外村繁 「澪標」
...蒼空(そうくう)の壁上に一つの流星を掲げる...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...最も優秀なものを掲げるに止めたい...
野村胡堂 「楽聖物語」
...そのレコードされた曲のうち最も代表的なものを掲げるに止めておく...
野村胡堂 「楽聖物語」
...常に第一のモットオとして掲げるところであるけれども...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...既著の如く著者の醜怪なる肖像を巻頭に掲げるは...
牧野信一 「悪筆」
...前章の最後の句が予告しているラ・ボエシの恋愛詩二十九篇を掲げるに当ってのいわば序文であって...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...特にモンテーニュはこの詩を掲げることによって...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ここに掲げる二個の膳も...
柳宗悦 「工藝の道」
...一々その氏名を掲げるのが本意だが...
柳田国男 「こども風土記」
...左に掲げるものは...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
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