...肩に力を入れて掬うのであるが...
犬田卯 「米」
...岩の裂目(さけめ)からしたたり落ちている水を掌(て)に掬うて飲んだ...
田中貢太郎 「狼の怪」
...子供等は喜んで暫く掬うてゐたらしい...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...渇いた旅人でも掬うこともできぬかのよう...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...うけ口の顎を掬うように柱時計を見上げ...
宮本百合子 「刻々」
...掬う...
夢野久作 「爆弾太平記」
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