...父は控訴院で弁護をしています...
...彼の事件は控訴院に上告されました...
...裁判官が判決を下し、被告側は控訴院に上告した...
...弁護士は控訴院で証言を行いました...
...彼女は控訴院の判事になるための勉強をしています...
...よって本件は直ちに東京控訴院の審理に移されることとなり...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...東京控訴院でようやく公判が開廷された...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...また来る二十二日より東京控訴院は開け...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...本所の合宿から無拘束のまま東京控訴院刑事第四部公開法廷に出廷した...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...さらに検事の上告で大審院から仙台控訴院に再審を命ぜられ...
大杉栄 「獄中記」
...控訴院検事局まで取りに行ってくれ...
大杉栄 「獄中消息」
...記録保存裁判所長(控訴院長)の職と...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...控訴院でやったからだが...
高見順 「いやな感じ」
...このように当時の仙台は、地理的には日本の中心から遠く離れているように見えながらも、その所謂(いわゆる)文明開化の点においては、早くから中央の進展と敏感に触れ合っていたわけで、私は仙台市街の繁華にたまげ、また街の到るところ学校、病院、教会など開化の設備のおびただしいのに一驚し、それからもう一つ、仙台は江戸時代の評定所(ひょうじょうしょ)、また御維新後の上等裁判所、のちの控訴院と、裁判の都としての伝統があるせいか、弁護士の看板を掲げた家のやけに多いのに眼をみはり、毎日うろうろ赤毛布(あかゲット)の田舎者よろしくの体で歩きまわっていたのも、無理がなかった、とまあ、往時(おうじ)の自分をいたわって置きたい...
太宰治 「惜別」
...控訴院から大審院まで持って行った猪野の詐欺(さぎ)...
徳田秋声 「縮図」
...アラスの重罪裁判を統(す)べていたドゥーエーの控訴院判事は...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...巴里王室控訴院に上訴して争っているうち...
久生十蘭 「カストリ侯実録」
...ついには控訴院にまでまわされたが...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...嘗て控訴院の法廷にかういふことが起つた...
平出修 「逆徒」
...これも鋭利なる論弁家であった東京控訴院長長谷川喬(たかし)君が...
穂積陳重 「法窓夜話」
...同君最後の職は東京控訴院部長と記憶いたし候...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...控訴院へ上訴をつづける...
吉川英治 「年譜」
...控訴院では敗訴になり...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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