...忽ち頭を掉(ふ)り動かし...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...高く手巾(ハンケチ)を掉(ふ)るのが見えた...
泉鏡花 「悪獣篇」
...もう一度頭を掉(ふ)った...
泉鏡花 「唄立山心中一曲」
...屹(きっ)と頭(かぶり)を掉(ふ)った...
泉鏡花 「女客」
...はらりと掉(ふ)ったので...
泉鏡花 「婦系図」
...「うんにや……」と美以美派の田舎政治家は頭(かぶり)を掉(ふ)つた...
薄田泣菫 「茶話」
...売子は首(かぶり)を掉(ふ)つて...
薄田泣菫 「茶話」
...小生はあれが掉尾(とうび)だと思って自負して居るのである...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...軽く頭振(かぶり)を掉(ふ)って...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...構わん」と翁が手を掉(ふ)る...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...彼が頭(かしら)を掉(ふ)る度にきらきらする...
夏目漱石 「幻影の盾」
...小指程の尻尾(しっぽ)を千切れそうに掉立(ふりた)って...
二葉亭四迷 「平凡」
...ほんの一寸(ちょっと)お愛想(あいそ)に尻尾を掉(ふ)るばかりで...
二葉亭四迷 「平凡」
...首を一つ掉(ふ)ると...
二葉亭四迷 「平凡」
...忽然兄きは頭を掉(ふ)つて...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「うづしほ」
...神女達は河の岸で蘇摩酒に唇を浸して白鳥形の舟アイラーヴィタに乗つて河上に掉さしてゆかんとしてゐるところだつた...
牧野信一 「嘆きの孔雀」
...自分は此結論を見て頭を掉(ふ)つたが...
森鴎外 「妄想」
...掉尾の全盛然るに...
山本笑月 「明治世相百話」
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