...政治家に公爵を授ける機縁とはなるであらう...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...日々の生活に必要なる実際的の知識を授けるほかに...
丘浅次郎 「生物学的の見方」
...こんな立派な教訓を授けるのは...
薄田泣菫 「茶話」
...少しばかりの学問を授ける...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...先ず一番の基礎的な事柄は教場でやらないで戸外で授ける方がいい...
寺田寅彦 「アインシュタインの教育観」
...それが住民に無限の恩恵を授けると同時にまた不可抗な威力をもって彼らを支配する...
寺田寅彦 「日本人の自然観」
...知育の代りに徳育を授けるものだから...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...蕃人に皇民教育を授ける霧社公学校が瓦(かわら)ぶきの堂々たる建物であるのに比較すると...
中村地平 「霧の蕃社」
...庭のパーゴラで日本人にデモクラシーの大礼(サクラメント)を授けるために空から御降臨するんだから...
久生十蘭 「だいこん」
...先ず教師が優良な生徒に課業を授けると...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...趙が道書を授けると...
森鴎外 「魚玄機」
...神のような快さをでも授けるのか...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...近くするこの喜(よろこび)を授けると同時に...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...特に大きな御利益(ごりやく)を授けることにしたといっております...
柳田國男 「日本の伝説」
...特に国語読本を授ける必要もなくなり...
与謝野晶子 「教育の民主主義化を要求す」
...李へ授けるのであった...
吉川英治 「三国志」
...河へ墜(お)つる者、首を授ける者、残党軍は、途々(みちみち)千人に近い味方の屍(かばね)を捨てて行った...
吉川英治 「新書太閤記」
...これを授けるとは何事だ...
吉川英治 「親鸞」
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