例文・使い方一覧でみる「捷径」の意味

...道を知らなくても捷径を探して目的地にたどり着くことができる... 道を知らなくても捷径を探して目的地にたどり着くことができるの読み方

...彼は何かと手間を省くために、いつも捷径を探している... 彼は何かと手間を省くために、いつも捷径を探しているの読み方

...捷径を通って山頂まで登っていくことができる... 捷径を通って山頂まで登っていくことができるの読み方

...捷径は長い道のりを短くするが、危険が伴うこともある... 捷径は長い道のりを短くするが、危険が伴うこともあるの読み方

...かつ最（もっとも）捷径（しょうけい）の問題解決法ではないか... かつ最捷径の問題解決法ではないかの読み方
内村鑑三「ヨブ記講演」

...彼が私によく聞かせる夢の話を御紹介するのが捷径（はやみち）であろう... 彼が私によく聞かせる夢の話を御紹介するのが捷径であろうの読み方
海野十三「不思議なる空間断層」

...都人皆以為ス二捷径ト一... 都人皆以為ス二捷径ト一の読み方
京山人百樹刪定「北越雪譜」

...また地獄への捷径（ちかみち）である事をも知つてゐる小林氏は... また地獄への捷径である事をも知つてゐる小林氏はの読み方
薄田泣菫「茶話」

...そこは――学校の傍から――町へおりる捷径（ちかみち）であった... そこは――学校の傍から――町へおりる捷径であったの読み方
田中貢太郎「馬の顔」

...（桑の畑があったかなあ）終始（しょっちゅう）その捷径（ちかみち）を往来している道夫は... 終始その捷径を往来している道夫はの読み方
田中貢太郎「馬の顔」

...それにはもう少し誰にも分かりやすい言葉で誰の頭にもぴんと響くようなものを捕えて来るのが捷径（しょうけい）ではないかという気がしますが如何でしょうか...
寺田寅彦「御返事（石原純君へ）」

...これに関してはやはり『野鳥』の読者の中に知識を求めるのが一番の捷径（しょうけい）であろうと思われるので厚顔（あつかま）しくも本誌の余白を汚（けが）した次第である...
寺田寅彦「鴉と唱歌」

...いかなる場合にも捷径（しょうけい）をとりて進まんことを誓いぬ... いかなる場合にも捷径をとりて進まんことを誓いぬの読み方
徳冨蘆花「小説　不如帰」

...専業の秘密探偵に依頼してその身元から調べ上げてもらうのが一番捷径（ちかみち）であろう...
永井荷風「ひかげの花」

...金を獲るには僕の身としては書くのが一番の捷径（しょうけい）であろう... 金を獲るには僕の身としては書くのが一番の捷径であろうの読み方
永井荷風「申訳」

...本統は自然の秘密に近づく一番の捷径（しょうけい）であり... 本統は自然の秘密に近づく一番の捷径でありの読み方
中谷宇吉郎「二つの序文」

...やむをえず省略の捷径（しょうけい）を棄（す）てて... やむをえず省略の捷径を棄てての読み方
夏目漱石「子規の画」

...その理由いかにと尋ぬるに初学入門の捷径（しょうけい）はこれに限るよと降参人と見てとっていやに軽蔑（けいべつ）した文句を並べる... その理由いかにと尋ぬるに初学入門の捷径はこれに限るよと降参人と見てとっていやに軽蔑した文句を並べるの読み方
夏目漱石「自転車日記」

...竜神より上山路村を東へ越す捷径（ちかみち）... 竜神より上山路村を東へ越す捷径の読み方
南方熊楠「十二支考」

...今の時代では何といっても兵法に優れることが出世の捷径（はやみち）である... 今の時代では何といっても兵法に優れることが出世の捷径であるの読み方
吉川英治「宮本武蔵」

...従って予が発明せる速記法の便益にして必要なることを世に示すの捷径たるべしと...
若林※［＃「王＋甘」、第4水準2-80-65］藏「怪談牡丹灯籠」

...まだ斯んなに船の揺れなかった前にはちゃんと正座しながら茶道捷径という本を手提の上に置き...
若山牧水「みなかみ紀行」

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