...私はとうとうそもそもの振り出しに戻って...
犬養健 「“指揮権発動”を書かざるの記」
...振り出しに戻って...
高見順 「いやな感じ」
...ところが昨夜ペテルブルグスカヤ區を振り出しにぶらぶら歩きっているうちに...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...角兵衛獅子(かくべえじし)の親方を振り出しに...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...もう一度振り出しに戻るんだ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...もういちど振り出しに戻るんだ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...それを振り出しにして...
林芙美子 「新版 放浪記」
...」お由さんはハルピンのホテルの地下室で生れたのを振り出しに...
林芙美子 「新版 放浪記」
...角筈(つのはず)を振り出しに朝の泥んこ道を...
林芙美子 「新版 放浪記」
...此処を振り出しにした...
古川緑波 「神戸」
...我々の考えが覆され振り出しに戻ったな」「一言も信じないぜ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...まず学生を振り出しに...
牧逸馬 「ヤトラカン・サミ博士の椅子」
...この私という人間のいの一番の振り出しにあたっては...
正岡容 「小説 圓朝」
...振り出しに行っているお成道の日本亭は...
正岡容 「寄席」
...熊野(くまの)を振り出しに伊勢や熱田(あつた)のあたりへ移って来て...
柳田国男 「木綿以前の事」
...この下宿を振り出しにぼくの放浪生活ははじまったのであった...
山之口貘 「私の青年時代」
...二人はサンミシェルを振り出しに河を越え...
横光利一 「旅愁」
...大田原の城下などを振り出しに奥州路から中仙道へ折れ...
吉川英治 「剣難女難」
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