...自分の権威を振りまわすことを好み...
愛知敬一 「ファラデーの伝」
...槍を振りまわす」がごとき...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...亭主が浮気をしたら出刃庖丁(でばぼうちょう)でも振りまわすくらいの悋気(りんき)の強い女房ならば...
太宰治 「新釈諸国噺」
...さかんに振りまわす...
谷譲次 「踊る地平線」
...おまけに鼻もちならんロジックを振りまわすですな...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「熊」
...ピストルを振りまわす)決闘です! さあ行きましょう!スミルノーフ おれは気がちがった...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「熊」
...そう棒ちぎりを振りまわすように行かなくなる...
戸坂潤 「読書法」
...良心を振りまわす者は却って良心の不足した人間と見た方が間違いがない...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...七升は飲めまい」妙に七升を振りまわすさむらいだと思いました...
中里介山 「大菩薩峠」
...みすぼらしい論法など振りまわす...
新渡戸稲造 「自警録」
...振りまわすと箱の中で黄金の環が...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...甲虫(かぶとむし)を振りまわす振舞いといったら――そりゃあ実に奇妙きてれつだったぜ! 僕はてっきり君が気が狂ったのだと思ったよ...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「黄金虫」
...ただやたらとそれを振りまわす者もいる...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...そんな物を振りまわすなんて...
山本周五郎 「雨あがる」
...出刃包丁を振りまわすという騒ぎだった...
山本禾太郎 「抱茗荷の説」
...金鎖を下げた乞食……三年も湯に入らぬ富豪……家の無い自動車持ち……妾の四五人も居る無妻主義者……愛国的の名目を持つ亡国運動者……社会主義的団体名を振りまわす成り金崇拝者なぞ...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...吾輩が振りまわす拳固(げんこ)を高い鼻の頭で受け止めたのも偶然だ...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...怪しい新語や俗語を振りまわすところ...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
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