...くるくる棒を振りまわすを見る...
芥川龍之介 「北京日記抄」
...槍を振りまわす」がごとき...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...亭主が浮気をしたら出刃庖丁(でばぼうちょう)でも振りまわすくらいの悋気(りんき)の強い女房ならば...
太宰治 「新釈諸国噺」
...さかんに振りまわす...
谷譲次 「踊る地平線」
...両手を振りまわすことなんだよ...
アントン・チェーホフ 神西清訳 「桜の園」
...その夫がはいつてくるのを手伝つたのです」犬のしつぽが犬を振りまわすとか...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「ブラウン神父の醜聞」
...そう棒ちぎりを振りまわすように行かなくなる...
戸坂潤 「読書法」
...良心を振りまわす者は却って良心の不足した人間と見た方が間違いがない...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...ばたばた手足を振りまわすのを軽々とかかえ上げ...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...あたかも排外的米人がアングロ・サクソン民族とかノールディックとかを振りまわすように...
新渡戸稲造 「民族優勢説の危険」
...振りまわすと箱の中で黄金の環が...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...鉄扇なんど振りまわすのは...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...ただやたらとそれを振りまわす者もいる...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...そんな物を振りまわすなんて...
山本周五郎 「雨あがる」
...出刃包丁を振りまわすという騒ぎだった...
山本禾太郎 「抱茗荷の説」
...吾輩が振りまわす拳固(げんこ)を高い鼻の頭で受け止めたのも偶然だ...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...怪しい新語や俗語を振りまわすところ...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...彼は杖を振りまわす...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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